愛犬が亡くなったあとの流れ|落ち着いて進めるために
更新日:1 日前
愛犬が亡くなったあと、何をどの順番で進めればよいのか分からず、頭が真っ白になってしまう飼い主さんは少なくありません。悲しみのなかで判断を迫られるのはとてもつらいことです。この記事では、愛犬が亡くなった直後から火葬・供養までの一般的な流れと、気持ちの整理の仕方について、落ち着いて確認できるようにまとめました。北九州市内で活動する私たちが、ご自宅でのケアも含めてご案内します。
亡くなった直後にすること
まず大切なのは、慌てずにご自身のペースで進めることです。すぐに何かを決めなければならない、ということはありません。
安置する場所と姿勢を整える
涼しく直射日光の当たらない場所に、体を横向きに寝かせます。手足は自然な形に軽く整え、目や口が開いている場合は無理のない範囲でそっと閉じます。時間の経過とともに体が硬くなっていくため、姿勢を整えるのはできるだけ早い段階が望ましいとされています。
体を冷やす
気温が高い季節は特に、体の傷みが進みやすくなります。保冷剤や氷をタオルで包み、お腹や脇の下、首まわりなど太い血管が通っている部分に当てて冷やします。ドライアイスを使う場合は直接肌に触れないよう、タオルなどで包んでください。
かかりつけの獣医師への連絡
自宅で息を引き取った場合、まずはかかりつけの獣医師に連絡し、状況を伝えます。死亡診断や死因の確認が必要かどうかは獣医師の判断によりますので、ご不安な点は遠慮なく相談してください。
亡くなってからの一般的な流れ
時期ごとにやることを整理すると、次のようになります。あくまで一般的な目安ですので、状況に応じて前後します。
時期 | 主なやること |
直後〜数時間 | 安置・体を冷やす・かかりつけ獣医師への連絡 |
数時間〜1日 | エンゼルケア(体を整える)・火葬先や供養方法の検討 |
1〜数日 | 火葬・お骨上げ・お別れの儀式 |
数日〜数週間 | 遺影や思い出の整理、気持ちの整理 |
その後 | ペットロスとの向き合い方を考える時間 |
この流れは目安であり、住宅事情や気温、家族の状況によって順序や時間の余裕は変わります。急いで決めなければいけないことは多くはありませんので、まずは深呼吸をして、できることから進めていただければと思います。
エンゼルケアについて
エンゼルケアとは、旅立ったあとの体をきれいに整え、穏やかな表情で見送れるようにする手当てのことです。人の看取りの現場でも行われているケアで、犬にも同じような考え方で対応することができます。
体を優しく拭き、被毛を整える
目や口まわりを清潔にする
好きだったタオルやおもちゃを一緒に添える
体の変化が目立たないよう、体位や保冷を工夫する
こうしたケアは、飼い主さんご自身で行うこともできますが、慣れない作業に戸惑う方も多くいらっしゃいます。私たちのようにご自宅にうかがってエンゼルケアをお手伝いする事業者もありますので、無理に一人で抱え込まず、頼れる先を探すという選択肢も知っておいていただければと思います。
火葬・供養の方法を考える
火葬の方法にはいくつかの選択肢があり、それぞれ特徴があります。事業者によって内容や対応範囲に幅がありますので、詳しくはお問い合わせください。
方法 | 特徴 |
個別火葬 | 一頭ずつ火葬し、お骨上げができる |
合同火葬 | 複数頭まとめて火葬し、お骨上げは基本的にできない |
訪問による自宅対応 | ご自宅で相談を受けながら、移動の負担を減らして進められる |
どの方法にも良し悪しがあるというより、ご家族の気持ちや状況に合ったものを選ぶことが大切です。「お骨を手元に置きたい」「自然に還す形がよい」など、考え方はご家庭によって異なります。焦らず、ご家族で話し合う時間を持っていただくとよいかもしれません。
ご自宅で見送るという選択肢
老犬・シニア犬の看取りにおいては、最期まで住み慣れた自宅で過ごすことを望む飼い主さんも少なくありません。北九州市内は坂道の多いエリアや、車での移動に負担がかかる地域も多く、体力の落ちた犬を移動させること自体が大きな負担になる場合があります。
そうした背景から、施設にお預けする方法だけでなく、ご自宅にうかがってケアやエンゼルケアを行う訪問型の方法もあります。住み慣れた環境のまま、家族に見守られながら過ごせることは、犬にとっても飼い主さんにとっても、ひとつの安心につながる場合があります。私たちは北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)で、予約制・24時間対応にてご自宅への訪問を行っています。
気持ちの整理とペットロス
やるべきことをひと通り終えたあと、ふと寂しさや喪失感が押し寄せてくることがあります。これは自然な心の動きであり、「早く元気にならなければ」と焦る必要はありません。
思い出の写真や動画を見返す時間を持つ
気持ちを紙に書き出してみる
同じような経験をした人に話を聞いてもらう
無理に気持ちを切り替えようとしない
涙が出ること、何もする気になれないこと、逆にいつも通りに過ごせてしまうことに罪悪感を抱くこと、どれも間違いではありません。ペットロスの感じ方には個人差があり、時間の流れ方も人それぞれです。つらさが長く続く場合や、日常生活に支障が出るほどの状態が続く場合は、一人で抱えずに周囲や専門の相談窓口に話してみることも一つの方法です。私たちもペットロスに関するご相談をお受けしていますので、必要なときにお声がけください。
よくあるご質問
質問:自宅で亡くなった場合、すぐに獣医師に連絡しないといけませんか
必ずしもすぐでなければならないわけではありませんが、死因の確認や今後の手続きについて相談できるため、落ち着いたタイミングでかかりつけの獣医師に連絡することをおすすめします。持病があった場合や、亡くなり方に気になる点がある場合は、早めのご相談が安心につながります。
質問:火葬までどれくらい日数をあけても大丈夫ですか
気温や保冷の状態によって変わるため、一概には言えません。夏場など気温が高い時期は体の傷みが進みやすくなるため、できるだけ早めに火葬先を決めることが望ましいとされています。保冷の方法や日数の目安について不安な場合は、火葬を依頼する事業者に相談してみてください。
質問:エンゼルケアは自分でやらないといけませんか
ご自身で行うことも、事業者に依頼することもできます。慣れない作業で戸惑う方や、悲しみの中で手を動かす余裕がないと感じる方も少なくありません。そうした場合は、ご自宅にうかがってお手伝いする訪問型のケアという選択肢もありますので、無理をせずご検討いただければと思います。
実際にいただいたお手紙
看取りを終えたご家族から、しっぽに届いたお手紙です。

お世話になりました。ありがとうございました。 沢山の人が必要としていると思います。 お身体を労りながら頑張ってくださいね。
※お名前を伏せて掲載させていただいています。
<!-- shippo-related -->
あわせて読みたい
ペットの訪問ホスピスとは|施設に預けない看取りのかたち
ひとりで抱えなくて大丈夫です
「まだ相談するほどのことじゃないかもしれない」
「こんなことで連絡していいのかな」
そう思って、連絡をためらう方は少なくありません。
でも、こんな段階でのご相談も承っています。
夜中に何度も起きてしまい、自分の睡眠が足りていない
通院の付き添いが、体力的につらくなってきた
このまま自宅で看てあげられるのか、自信がない
何を相談すればいいのかも、まだ分からない
合同会社しっぽは、北九州市内でシニア犬・老犬・療養中のわんちゃんの訪問ケアを行っています。
ご自宅にうかがうかたちなので、住み慣れた場所のまま、移動の負担をかけずにお世話ができます。
いきなりご契約ではありません
ご依頼の前に、まず無料のカウンセリングを行います。
いまの様子とご家族のご希望をうかがったうえで、その子に合ったケアをご提案します。
「話を聞いてみるだけ」で構いません。
ご相談いただけること | 内容 |
訪問介護・介助 | 食事・排泄・歩行などの介助を、ご自宅で |
訪問ホスピス・ターミナルケア | 療養中・看取り期の穏やかな時間を支えます |
レスパイトケア | 介護するご家族が休むための時間をつくります |
病院帯同 | 通院に付き添い、普段の様子を獣医師にお伝えします |
エンゼルケア/グリーフケア | お別れのあとのお世話と、ご家族のお気持ちのご相談 |
ご相談・ご予約
📞 093-982-0919(ご予約受付 8:00〜21:00)
💬 [LINEで相談する](https://line.me/R/ti/p/%40055sflba)
※「夜鳴きがひどくて…」の一言からで大丈夫です
✉️ [お問い合わせフォームはこちら](https://www.shippo21.com/)
※外出が多いため、メールでのお問い合わせをおすすめしております
対応エリア:北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)
24時間対応・要予約 ※原則として当日のお申し込みは承っておりませんが、緊急性が高いと判断した場合は可能な限り対応しております
動物取扱業登録済(第16014号)/愛玩動物救命士・愛玩動物看護師・愛玩動物介護士が対応します
ひとりじゃないよ。頑張らなくていいよ。
まずは、しっぽに声を届けてください。





コメント