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愛犬の最期の日々をどう過ごすか|後悔を減らす時間の使い方

9 時間前
読了時間: 11分

年老いた愛犬の寝息を、以前より長く見つめるようになった。そんな夜を過ごしている方が読んでくださっているのかもしれません。


「あとどれくらい一緒にいられるのだろう」と考えるだけで、胸が苦しくなることもあると思います。


この記事では、残された時間をどう過ごすかについて、今日から試せる具体的な手立てをお伝えします。正解を押しつけるものではなく、選択肢を増やすためのものとして読んでいただけたらうれしいです。


この記事でわかること

  • 老犬の「最期の日々」に見られやすい変化と、その受け止め方

  • 後悔を減らすために、今日からできる時間の使い方

  • 食べない・眠れない・立てないなど、悩み別の工夫

  • 看取りの前に家族で決めておくと、あとが楽になること

  • 飼い主さん自身が倒れないための考え方


「最期の日々」は、ある日突然始まるわけではない

多くの場合、老いはゆるやかに進みます。「昨日までできていたことが、今日は少しだけできない」という小さな変化の積み重ねとして現れることが少なくありません。


そのため、飼い主さんご自身が「これは最期に向かっているのだろうか」と迷いながら過ごす時間が長く続きます。この迷いそのものが、とてもつらいものです。


以下は、シニア期から終末期にかけて見られることがある変化の一例です。あくまで一般的な傾向であり、当てはまるかどうかの判断は、かかりつけの獣医師にご相談ください。


見られることがある変化

飼い主さんにできること

眠る時間が増え、呼びかけへの反応が鈍くなる

無理に起こさず、そばで静かに過ごす

food への興味が薄れ、食べる量が減る

一度に食べる量を減らし、回数を分ける

歩き方がふらつく、段差でつまずく

床に滑り止めを敷き、動線の障害物を減らす

夜間に落ち着かず、鳴くことが増える

昼間に光を浴びる時間をつくる/獣医師に相談

排泄の失敗が増える

叱らず、寝床の周りに吸水シートを広げる


※表内の「food」は「食べもの」の意味です。フードだけでなく、水やおやつへの興味も含めて見ていただくと変化に気づきやすくなります。


「わからない」まま過ごしてよい

いつが最期なのかは、獣医師にも正確には言えないことがほとんどです。「わからないまま、今日を大切にする」という向き合い方も、ひとつの選び方です。


先を見通せないことに焦る必要はありません。今日一日の過ごし方だけを考える、という区切り方が気持ちを守ってくれることもあります。


後悔を減らす、時間の使い方

「もっとこうしてあげればよかった」という気持ちは、多くの飼い主さんが抱えます。完全に消すことは難しくても、今のうちに手を動かしておくことで、後から救われる場面はあります。


記録を残す

一日一行のメモで十分です。食べた量、排泄の回数、眠った時間、表情。これらは通院時に獣医師へ伝える材料にもなります。


  • 日付と時間だけでもメモする

  • スマートフォンのメモアプリでも紙でもよい

  • 「元気そう」「しんどそう」の一言も残しておく


五感で残す

写真だけでなく、動画・音・手ざわりも残しておくと、あとから思い出せるものが増えます。


  • 寝息や、鼻を鳴らす声を数十秒録音する

  • 肉球や耳、しっぽの先など、部分をアップで撮る

  • 飼い主さんと一緒に写った写真を、誰かに撮ってもらう


意外と残っていないのが、飼い主さんと愛犬が一緒に写った写真です。撮る側にまわり続けていると、二人で写ったものがほとんどない、ということが起こります。


日課を変えすぎない

弱ってきたからと生活をがらりと変えると、犬が戸惑うことがあります。散歩の距離を短くする、抱っこで外の空気に触れるなど、形を変えて続ける方法があります。


住み慣れた家のにおい、家族の足音、いつもの寝床。それらは、犬にとって大きな安心材料になります。


悩み別に考える、最期の日々の過ごし方

食べられなくなったときは

食欲が落ちることは、老いの過程でよく見られます。無理に口へ入れると、誤って気管に入ってしまう危険もあるため、様子を見ながら進めていただきたい場面です。


  • 少量を何回かに分けて出す

  • ぬるま湯で軽く温めて、においを立たせる

  • 頭を少し高くして、体勢を安定させる

  • 水分がとれているかを優先して見る


飲み込む力が落ちているように見えるとき、点滴や補助的な栄養の方法については、かかりつけの獣医師にご相談ください。


夜に落ち着かない・鳴くときは

夜鳴きには、認知機能の変化によるもの、痛みや不快感によるもの、不安によるものなど、いくつかの背景が考えられます。


考えられる背景

試せること

昼夜のリズムの乱れ

日中に窓辺で光を浴びる時間をつくる

体の痛みや違和感

寝返りの介助、寝床の素材を見直す/獣医師に相談

不安・寂しさ

寝床を家族のそばへ移す、声をかける

空腹・のどの渇き

就寝前に少量を与える


原因の切り分けは難しいため、記録をとって獣医師に伝えると、対応を一緒に考えやすくなります。


立てない・寝たきりになったときは

体位変換(寝返りの介助)は、床ずれを防ぐうえで大切な手当てのひとつです。2〜3時間に一度を目安に、体の向きを変える方法がよく知られています。


  • 骨の出っ張る部分(腰・肩・かかと)に厚みのある当てものを置く

  • 下になっている側の皮膚が赤くなっていないか確認する

  • 排泄物が皮膚に触れたままにならないよう、こまめに拭く


体が大きい犬ほど、この介助は飼い主さんの腰に負担がかかります。バスタオルを体の下に敷いて持ち手にすると、力の入れ方が楽になることがあります。


痛みがあるように見えるときは

犬は痛みを隠すことがあるといわれます。抱き上げたときに体をこわばらせる、触られるのを避ける、呼吸が浅く速い、といった様子が続く場合は、我慢させずに獣医師へ相談してください。


痛みをやわらげることは、残された時間の質を守ることにつながります。


だれも教えてくれない、看取りの前に整えておくとよいこと

ここからは、あまり語られないけれど、知っておくと後で助けになることをお伝えします。


家族のあいだで「どこまでするか」を言葉にしておく

延命の処置をどこまで望むか、自宅で看取りたいのか病院がよいのか。急な場面で意見が割れると、あとで家族のあいだにわだかまりが残ることがあります。


元気なうちに話すのは気が重いものですが、「もしものときはこうしたいね」と一度口に出しておくだけで、判断の重さが分散されます。


夜間・休日の連絡先を、紙に書いて貼っておく

容体が変わるのは、たいてい都合の悪い時間帯です。かかりつけの診療時間、夜間に診てもらえる動物病院の場所と電話番号を、あらかじめ冷蔵庫などに貼っておく方法があります。


  • かかりつけ医の電話番号と診療時間

  • 夜間・救急に対応している病院の連絡先

  • 車での所要時間と、駐車場の有無


北九州市は区をまたぐと移動に時間がかかり、坂道の多い地域も少なくありません。夜間にどのルートで向かうかまで想定しておくと、いざというときに慌てずにすみます。


お別れの後の段取りも、先に調べておく

考えたくないことですが、亡くなった直後は気持ちが動かず、調べものができなくなる方が多くいらっしゃいます。火葬の方法や依頼先、費用の目安などを、落ち着いているうちに一度見ておくという選択肢があります。


「準備をすると、死を呼び寄せるようで怖い」と感じる方もいます。それも自然な気持ちですので、無理に進める必要はありません。


飼い主さん自身が、倒れないために

夜中の見守りが続くと、睡眠が削られます。仕事や家事と介護が重なり、自分の食事が後回しになっている方も少なくありません。


「休むこと」は、愛犬から目を離すことではありません。 介護を続けるための土台です。


  • 1時間でも横になる時間を確保する

  • 家族で当番を決め、交代する

  • 誰かに預けるのではなく、家に来てもらうという方法もある


「自分が付きっきりでいないと」と思いつめるほど、視野は狭くなります。休んだ時間の分だけ、愛犬に向ける表情がやわらぐこともあります。


北九州市内には、エレベーターのない集合住宅や、階段と坂の続く住宅地が多くあります。中型犬・大型犬を抱えての通院や移動は、飼い主さんの体にも大きな負担となります。


ご自宅で受けられるケアという選択肢

シニア犬のケアには、施設にお預けする方法と、ご自宅に来てもらう方法があります。どちらがよいかは、犬の状態とご家族の事情によって変わります。


体力が落ちた犬にとって、移動や環境の変化そのものが負担になることがあります。住み慣れた家のまま、いつもの寝床でケアを受けられることは、移動の負担をかけずにすむという点で選ばれる理由のひとつです。


合同会社しっぽは、北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)にうかがう、訪問型の高齢犬・療養犬・ターミナルケア専門ペットシッターです。動物取扱業登録(第16014号・保管)を行い、愛玩動物救命士・愛玩動物看護師・愛玩動物介護士のいずれかが担当します。


サービス

内容

料金

高齢犬・シニア犬 訪問介護・介助

食事・排泄・歩行などの介助をご自宅で

1時間 5,500円〜12,000円

療養犬・ターミナルケア 訪問介護

病気やケガ、手術後などの療養生活を支える

1時間 6,500円〜15,000円

レスパイトケア

介護するご家族が休むための時間をつくる

1時間 6,000円〜15,000円

病院帯同サービス

通院に付き添い、普段の様子や記録を獣医師に伝える

1回 10,000円〜15,000円

エンゼルケア(お花代含む)

お別れのあとのお世話

25,000円〜50,000円

グリーフケア

ご家族の気持ちのご相談(オンライン可)

1時間 3,500円〜


料金は犬のサイズや状態によって幅があります。すべてのサービスで、事前に無料カウンセリングを行い、ご家庭ごとの事情に合わせた内容を一緒に組み立てています。24時間対応・要予約で、原則として当日のお申し込みはお受けしていませんが、緊急性が高いと判断した場合は可能な限り対応いたします。


「ひとりじゃないよ。頑張らなくていいよ。」その気持ちで、ご自宅にうかがっています。


よくあるご質問

最期は自宅と病院、どちらがよいのでしょうか

どちらが正しいということはありません。処置が必要な状態か、ご家族が付き添える時間はどれくらいかなど、状況によって適した選択は変わります。かかりつけの獣医師と相談しながら、ご家族が納得できる形を選んでいただくのがよいと思います。


仕事があり、日中そばにいられません。見捨てているようでつらいです

働きながら介護をされている方は少なくありません。そばにいられない時間があることは、愛情の量とは別のことです。日中だけご自宅にうかがってケアを行うという方法もありますので、詳しくはお問い合わせください。


お別れの後、気持ちの整理がつきません

すぐに立ち直る必要はありませんし、悲しみの形や長さに決まりもありません。ご家族の気持ちのご相談をお受けするグリーフケアは、オンラインでも承っています。話す相手がいるだけで、少し息がしやすくなることもあります。


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  • このまま自宅で看てあげられるのか、自信がない

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合同会社しっぽは、北九州市内でシニア犬・老犬・療養中のわんちゃんの訪問ケアを行っています。


ご自宅にうかがうかたちなので、住み慣れた場所のまま、移動の負担をかけずにお世話ができます。


いきなりご契約ではありません

ご依頼の前に、まず無料のカウンセリングを行います。


いまの様子とご家族のご希望をうかがったうえで、その子に合ったケアをご提案します。


「話を聞いてみるだけ」で構いません。


ご相談いただけること

内容

訪問介護・介助

食事・排泄・歩行などの介助を、ご自宅で

訪問ホスピス・ターミナルケア

療養中・看取り期の穏やかな時間を支えます

レスパイトケア

介護するご家族が休むための時間をつくります

病院帯同

通院に付き添い、普段の様子を獣医師にお伝えします

エンゼルケア/グリーフケア

お別れのあとのお世話と、ご家族のお気持ちのご相談


ご相談・ご予約

📞 093-982-0919(ご予約受付 8:00〜21:00)


💬 [LINEで相談する](https://line.me/R/ti/p/%40055sflba)


※「夜鳴きがひどくて…」の一言からで大丈夫です


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※外出が多いため、メールでのお問い合わせをおすすめしております


  • 対応エリア:北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)

  • 24時間対応・要予約 ※原則として当日のお申し込みは承っておりませんが、緊急性が高いと判断した場合は可能な限り対応しております

  • 動物取扱業登録済(第16014号)/愛玩動物救命士・愛玩動物看護師・愛玩動物介護士が対応します


ひとりじゃないよ。頑張らなくていいよ。


まずは、しっぽに声を届けてください。

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