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マンションで老犬を介護する|搬送・鳴き声・近隣への備え

20 時間前
読了時間: 11分

夜中に響く鳴き声に、心臓が縮む思いをしたことはありませんか。


抱き上げて外に出るまでの数分が、以前よりずっと遠く感じることはありませんか。


マンションでの介護は、一戸建てとは違う気の遣い方が必要になります。ここでは、工事や住み替えをしなくても今日から見直せることを、順番にお伝えします。


この記事でわかること

  • マンションならではの介護のつまずき(搬送・音・におい)がどこで起きるのか

  • 玄関から外までの移動を、飼い主さんの体を痛めずに行うための考え方

  • 夜鳴き・鳴き声を原因別に切り分けて、できることを探す手順

  • 音やにおいが外へ伝わりにくくなる、家具と寝床の置き方

  • ご近所や管理会社との関わり方で、気をつけたい伝え方


マンションでの老犬介護が難しくなる場面

マンションでの介護がつらくなるのは、多くの場合「介護そのもの」より「外とつながっている部分」です。共用廊下、エレベーター、上下左右のお部屋。愛犬と自分だけの世界では完結しないことが、じわじわと負担になっていきます。


一戸建てなら庭先で済ませられたことが、マンションでは一度エレベーターに乗らないと成立しません。この「ひと手間」が、日に何度も重なります。


困りごと

起きやすい場面

まず見直せること

搬送がつらい

通院、排泄のための外出

抱き方・運び方の道具を変える

鳴き声

夜間、留守番中

寝床の位置と原因の切り分け

におい

排泄の失敗が増えた時期

換気の順序とごみの置き場

床の汚れ・傷

滑り止めマットの下

敷き方と素材の選び方


「うるさいと思われていないか」という緊張が、介護そのものより飼い主さんを消耗させることがあります。 まずは、その緊張を減らす方向で考えていきます。


搬送:玄関から外までをどう運ぶか

体重が10kgを超えてくると、抱き上げての移動は飼い主さんの腰や膝に負担がかかります。ここは根性ではなく、道具と手順で解決したい部分です。


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大判のバスタオルを担架にして、寝床から玄関まで運ぶ方法です。

大判のバスタオルを担架にして、寝床から玄関まで運ぶ方法です。


運び方の選択肢

方法

向いている場面

気をつけたいこと

抱っこ

短距離、超小型犬・小型犬

腕だけで支えると落下の危険

キャリーバッグ

通院、エレベーター利用

中で体が傾かないよう固定

ペットカート

屋外の距離が長いとき

段差・エレベーターの隙間

バスタオルで担架

立てなくなった中型犬以上

二人いると安定しやすい


大判のバスタオルを体の下に通し、両端を持って持ち上げる「担架」の形は、体の一部分に力が集中しにくい運び方です。室内で寝床から玄関まで移動させるときにも使えます。


エレベーターと段差で見落としがちなこと

エレベーターは、カゴと床のあいだにわずかな段差や隙間が生まれることがあります。ここにカートの小さなキャスターが引っかかったり、足腰の弱った犬の爪が挟まったりすることがあります。


乗り込むときは前輪を少し持ち上げる、抱えている場合は一度止まってから足を出す。 この「一拍置く」だけで、ヒヤリとする場面が減ることがあります。


階段しかない建物では、下りのほうが危険です。犬の体が前方に傾き、飼い主さんの重心も前に出るためです。急ぐ場面ほど、手すりのある側を選んで一段ずつ進むことをおすすめします。


鳴き声:原因を切り分けてから手を打つ

鳴き声への対応で難しいのは、原因によって効く手立てがまったく違うことです。「静かにさせる方法」を探す前に、なぜ鳴いているのかを分けて考えると、遠回りに見えて早いことがあります。


認知症によるもの

昼夜の区別がつきにくくなり、決まった時間帯に単調な声で鳴き続けることがあります。目的がはっきりせず、抱いても水を出してもおさまりにくいのが特徴とされています。


  • 日中に日光の入る場所で過ごす時間をつくる

  • 夕方以降の刺激(強い光・大きな音)を控えめにする

  • 寝床を狭めに囲い、体が安定する姿勢をつくる


体の向きを変えられずに鳴いているだけ、ということもあります。丸めたタオルで体を支えると落ち着く場合があります。


痛みや不快感によるもの

急に鳴き方が変わった、特定の動作のときだけ声が出る、触ると嫌がる。こうした変化があるときは、痛みや体調の変化が関わっていることがあります。


鳴き声の変化は、体からのサインである場合があります。かかりつけの獣医師にご相談ください。 「いつから」「どんなときに」「どのくらいの長さ」をメモしておくと、診察で伝えやすくなります。


不安によるもの

目や耳が遠くなると、飼い主さんの気配がわからなくなって鳴くことがあります。留守番中に鳴くようになった、という場合もこちらが関わっていることがあります。


  • 寝床を、家族の生活音が届く場所に移す

  • 出かける前後の声かけを、あえて淡々とする

  • 使い慣れた毛布など、においのあるものを一緒に置く


音とにおいが外へ伝わりにくくなる、物の置き方

ここは、あまり書かれていない部分です。室内の音は、壁を通り抜けるよりも、玄関ドアの隙間・換気の給気口・窓のサッシから外へ抜けていくことが少なくありません。


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音が抜けやすい玄関や廊下側の窓から、寝床を離して置く考え方です。

音が抜けやすい玄関や廊下側の窓から、寝床を離して置く考え方です。


つまり、寝床を「隣の部屋との壁から離す」ことより、「玄関や共用廊下に面した窓から離す」ことのほうが効く場合があるということです。


見直しの順番

確認する場所

考え方

玄関との距離

寝床を玄関から一番遠い部屋へ

共用廊下側の窓

夜間は閉め、カーテンを厚手に

壁に接した家具

壁との間に数センチの隙間をつくる

厚手のマットは音と滑りの両方に効く


家具をぴたりと壁につけると、音が壁へ伝わりやすくなることがあります。数センチ離すだけでも変わることがあるので、模様替えの際に試してみてください。


においについては、排泄物を室内のごみ箱にためない工夫が現実的です。密閉できる袋に入れてから、ベランダではなく玄関近くの容器にまとめ、外出のついでに出す流れをつくると、部屋にこもりにくくなります。


換気は、風の通り道を一方向につくるのがコツです。開けっぱなしより、短時間で一気に入れ替えるほうが、共用廊下ににおいを流しにくいことがあります。


ご近所と管理会社への備え

苦情が来てから動くと、どうしても謝る立場から始まってしまいます。可能であれば、その前に一言伝えておくという方法があります。


伝えるときは、状況と、こちらが取り組んでいることをセットにすると、受け止められ方が変わることがあります。


  • 「高齢になり、夜に鳴くことが増えました」

  • 「寝床の位置を変えるなど、こちらでも工夫しています」

  • 「ご迷惑をおかけするときは、遠慮なくおっしゃってください」


管理会社や管理組合に相談するのをためらう方もいらっしゃいますが、事情を知っている先があること自体が、飼い主さんの守りになる場合があります。


なお、ペット飼育の条件、床材の変更、手すりの設置などの可否は、物件の規約や賃貸借契約の内容によって異なります。原状回復の範囲も含め、勝手に判断せず、管理会社や貸主にご確認ください。


滑り止めは、貼るタイプより「敷いて重ねる」タイプのほうが、退去時の心配が少ないことがあります。 洗い替えができる点でも、介護期には扱いやすい選択肢です。


北九州市の住環境で、気をつけておきたいこと

北九州市は、小倉北区のように平地の市街地にマンションが集まる地域と、門司区や八幡東区のように斜面に沿って住宅が広がる地域が混在しています。同じ「マンション暮らし」でも、外に出たあとの条件がずいぶん違います。


坂の途中に建つ物件では、エントランスを出た先が下り坂ということがあります。カートを使う場合は、ブレーキの効きを事前に確かめておくと安心です。


  • 駐車場までの距離を、実際に抱いて歩いて測っておく

  • 雨の日の動線(濡れない経路)をひとつ決めておく

  • 夏場は、共用廊下や駐車場のアスファルトの熱に注意する


動物病院までの経路は、「距離」より「段差の数」で選ぶと、体への負担が読みやすくなります。 タクシーを使う場合は、ペット同乗の可否を事前に確認しておくと慌てずにすみます。


そして、緊急時のための「持ち出し一式」を玄関にまとめておく方法があります。バスタオル、リード、診察券、お薬の記録、普段の様子を書いたメモ。これだけで、夜間に動くときの判断が速くなります。


手が足りなくなってきたときの選択肢

ここまで工夫を重ねても、介護が長くなると、飼い主さんのほうが先に限界に近づくことがあります。眠れない日が続く、仕事に行くのがつらい、誰にも相談できない。そう感じる方は少なくありません。


老犬の介護には、大きく分けて「施設にお預けする方法」と「ご自宅に来てもらう方法」があります。移動そのものが負担になっている場合や、環境が変わると落ち着かない子の場合、住み慣れたお部屋のままケアを受けられる訪問型という選択肢があります。


合同会社しっぽは、北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)でご自宅にうかがう、高齢犬・シニア犬・療養犬・ターミナルケア専門のペットシッターです。お預かりの施設は持たず、訪問のみでお手伝いしています。


「家に人を入れるのは気が引ける」と感じる方もいらっしゃると思います。散らかっていても、においがあっても、それは介護をしてきた証です。そこを責める気持ちは、こちらには一切ありません。


サービス

内容

料金

高齢犬・シニア犬 訪問介護・介助

食事・排泄・歩行などの介助

1時間 5,500円〜12,000円

療養犬・ターミナルケア 訪問介護

療養生活を自宅で支える

1時間 6,500円〜15,000円

レスパイトケア

飼い主が休む時間をつくる

1時間 6,000円〜15,000円

病院帯同サービス

通院の付き添いと獣医師への情報共有

1回 10,000円〜15,000円

エンゼルケア(お花代含む)

お別れのあとのお世話

25,000円〜50,000円

グリーフケア

ご家族の気持ちのご相談(オンライン可)

1時間 3,500円〜


搬送が一番の負担になっている場合は、通院に付き添う病院帯同サービス、飼い主さんが眠る時間をつくるためのレスパイトケアという形もあります。レスパイトケアは、共倒れを防ぐためのサービスです。


すべてのサービスで、まず無料カウンセリングを行っています。何を頼めばいいかわからない状態でも構いません。24時間対応・要予約で、原則として当日のお申し込みはお受けしていませんが、緊急性が高いと判断した場合は可能な限り対応します。詳しくはお問い合わせください。


よくあるご質問

夜鳴きが続いています。防音のリフォームをしたほうがよいでしょうか

工事を検討する前に、寝床の位置、家具と壁の隙間、カーテンの厚みといった「置き方」で変えられる部分を試してみる方法があります。それでも状況が変わらない場合、鳴き声の原因に体調が関わっていることもありますので、かかりつけの獣医師にご相談ください。なお、工事の可否は物件の規約や契約内容によって異なります。


立てなくなった中型犬を、一人でエレベーターまで運べません

大判のバスタオルを体の下に通して担架のように使う方法や、ペットカートを室内まで入れて乗せ替える方法があります。飼い主さんの腰を痛めてしまうと介護そのものが続かなくなるため、道具に頼ることをためらわないでいただきたいです。通院の際は、付き添いを外部に頼むという選択肢もあります。


訪問してもらうとき、部屋を片づけておく必要はありますか

介護の最中に、部屋をきれいに保つのは簡単なことではありません。そのままの状態でお迎えいただいて差し支えありません。気になることがあれば、無料カウンセリングの際にお聞かせください。


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ひとりで抱えなくて大丈夫です

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でも、こんな段階でのご相談も承っています。


  • 夜中に何度も起きてしまい、自分の睡眠が足りていない

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  • このまま自宅で看てあげられるのか、自信がない

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合同会社しっぽは、北九州市内でシニア犬・老犬・療養中のわんちゃんの訪問ケアを行っています。


ご自宅にうかがうかたちなので、住み慣れた場所のまま、移動の負担をかけずにお世話ができます。


いきなりご契約ではありません

ご依頼の前に、まず無料のカウンセリングを行います。


いまの様子とご家族のご希望をうかがったうえで、その子に合ったケアをご提案します。


「話を聞いてみるだけ」で構いません。


ご相談いただけること

内容

訪問介護・介助

食事・排泄・歩行などの介助を、ご自宅で

訪問ホスピス・ターミナルケア

療養中・看取り期の穏やかな時間を支えます

レスパイトケア

介護するご家族が休むための時間をつくります

病院帯同

通院に付き添い、普段の様子を獣医師にお伝えします

エンゼルケア/グリーフケア

お別れのあとのお世話と、ご家族のお気持ちのご相談


ご相談・ご予約

📞 093-982-0919(ご予約受付 8:00〜21:00)


💬 [LINEで相談する](https://line.me/R/ti/p/%40055sflba)


※「夜鳴きがひどくて…」の一言からで大丈夫です


✉️ [お問い合わせフォームはこちら](https://www.shippo21.com/)


※外出が多いため、メールでのお問い合わせをおすすめしております


  • 対応エリア:北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)

  • 24時間対応・要予約 ※原則として当日のお申し込みは承っておりませんが、緊急性が高いと判断した場合は可能な限り対応しております

  • 動物取扱業登録済(第16014号)/愛玩動物救命士・愛玩動物看護師・愛玩動物介護士が対応します


ひとりじゃないよ。頑張らなくていいよ。


まずは、しっぽに声を届けてください。

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