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台風と停電への備え|介護中の家庭で用意しておくもの

16 時間前
読了時間: 12分

台風が近づくという予報を聞くと、介護中の犬と暮らすご家庭では、心配が一気に増えます。


停電したら、エアコンはどうなるのか。薬は足りるのか。この子を抱えて外に出られるのか。


福岡県北九州市は海と山が近く、風の強い日や雨量の多い日があります。坂道や高台の住宅地も多く、「歩けない子を連れて移動する」ことそのものが大きな負担になりがちです。


ここでは、高齢犬・療養犬の在宅ケアを続けてきた立場から、台風と停電に向けて今日からできる備えを整理してお伝えします。


この記事でわかること

  • 台風が近づくときに、老犬の体と心に起きやすい変化

  • 数日前・前日・当日に確認しておきたいこと

  • 介護中の家庭にあると助かる備えのリスト(介護用品・記録・水)

  • 停電したときの暑さ・寒さのしのぎ方と、病院に連絡すべき場面

  • 避難するか自宅にとどまるかを考えるときの視点


台風が近づくと、老犬に起きやすいこと

若い頃は平気だった子でも、年齢とともに天候の変化に反応しやすくなることがあります。まずは「何が起きやすいか」を知っておくと、慌てずに済みます。


気圧の変化や音による不安

風の音、雨が窓を叩く音、雷の音。耳が遠くなった子でも、振動や空気の変化を感じ取っているように見えることがあります。


  • そわそわして落ち着かない

  • 夜に鳴く、うろうろ歩き続ける

  • 家族のそばから離れたがらない

  • 逆に、隅や家具の隙間に入り込もうとする


認知機能の低下が出ている子は、不安が行動として大きく出やすい傾向があります。「わがままになった」のではなく、不安の表れとして受け取っていただけたらと思います。


暑さ・寒さの影響を受けやすくなる

シニア期になると体温の調節が上手にいかなくなることがあります。夏の台風では蒸し暑さ、秋冬の荒天では冷え込みが体にこたえます。


一般に、室温や湿度の目安は語られますが、「この数字なら安心」と言い切れるものではありません。同じ部屋でも、床に寝ている子と抱かれている子では体感が違います。呼吸の速さ、口を開けているか、体を丸めているか。その子の様子を基準にしてください。


生活リズムの乱れ

外に出られない、家族が片付けや準備で動き回る、いつもの時間に散歩がない。こうした小さな変化が重なると、排泄のタイミングや食欲に影響することがあります。


散歩に出られない日は、玄関先や室内で短く歩く時間をつくる、抱っこで窓の外を見せるなど、刺激を少しだけ残す方法があります。


数日前から当日までに確認したいこと

台風の備えで見落とされやすいのが、水や食料ではなく「薬」です。


薬と療法食の残りを、早めに数える

処方薬や療法食は、動物病院やお店に在庫がないと取り寄せになることがあります。荒天や物流の乱れが重なると、手元に届くまで日数がかかる場合もあります。


  • 飲み薬・塗り薬の残り日数

  • 療法食の残量(缶詰・ドライ・パウチ)

  • 皮下補液の道具や、処方されている衛生用品


足りなくなりそうなら、進路予報が出た段階でかかりつけにご相談ください。判断が必要なことは、獣医師に確認するのが確実です。


かかりつけの「荒天時の連絡方法」を聞いておく

動物病院の対応は病院ごとに違います。荒天時や停電時に診療をどうするか、電話がつながらない場合の連絡先があるかは、事前に確認しておくと安心です。


「困ったときに聞こう」ではなく、「困る前に聞いておく」。 これは何度でもお伝えしたいことです。


台風接近から通過までの流れ

時期

確認・準備したいこと

数日前

薬・療法食の残量確認、かかりつけへの相談、モバイルバッテリーの充電

前日

ペットシーツ・おむつの補充、飲み水と洗浄用の水の確保、保冷剤の冷凍、犬の居場所を窓から離す

当日

早めの食事と排泄、スマホの充電、家族での役割分担の確認

停電中

室温と犬の呼吸の様子を定期的に確認、足元の明かりを確保

通過後

エアコンや温度設定の復帰確認、体調と排泄の記録


用意しておくもの(介護中の家庭向けリスト)

一般的な防災グッズに、介護中の家庭ならではの品を足していきます。


分類

用意しておきたいもの

排泄ケア

ペットシーツ(普段より多め)、おむつ、清拭用シート、ビニール袋、消臭剤

食事

数日分のフード・療法食、シリンジや注入用の器具、使い慣れたスプーン

水

飲み水と、体を洗ったり器を洗う生活用水を分けて確保

温度対策

保冷剤、凍らせたペットボトル、タオル、毛布、湯たんぽ

明かり

懐中電灯、LEDランタン、足元灯、モバイルバッテリー

移動

キャリー、大判のバスタオルや毛布(担架の代わり)、ハーネス

記録

紙に書いた「その子のカルテ」


紙に書いた「その子のカルテ」

これは、あまり語られない備えです。


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薬と病院の連絡先を紙1枚にまとめ、冷蔵庫や玄関に貼っておく。

薬と病院の連絡先を紙1枚にまとめ、冷蔵庫や玄関に貼っておく。


薬の名前や量、かかりつけの連絡先をスマートフォンのメモだけに入れている方は少なくありません。けれど停電が続けば、電池は減っていきます。家族が不在のときに誰かが世話を代わる場面もあります。


  • 名前・年齢・体重・犬種

  • 診断されている病気と、飲んでいる薬の名前・量・時間

  • 食事の内容と1回量、食べさせ方のコツ

  • 排泄の介助方法、寝返りの間隔

  • かかりつけ動物病院の名前と電話番号


A4用紙1枚にまとめて、冷蔵庫や玄関に貼っておく。 これだけで、非常時に情報を探す時間がなくなります。避難することになった場合も、そのまま持ち出せます。


停電したときの暑さ・寒さのしのぎ方

エアコンが止まったときに、まず気にしていただきたいのは室温そのものより「その子の呼吸と姿勢」です。


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動けない子のために、寝床の脇に暑さ・寒さの逃げ場を人がつくる。

動けない子のために、寝床の脇に暑さ・寒さの逃げ場を人がつくる。


状況

試せること

注意したいこと

暑い

保冷剤や凍らせたペットボトルをタオルで包んで寝床の脇に置く/うちわや扇子で風を送る/風通しのよい部屋へ移す

冷たいものを体に直接当て続けない。自分で動けない子は逃げ場がないため位置を工夫する

寒い

毛布を重ねる/湯たんぽをタオルで包む/床からの冷えを敷物で遮る

低温やけどを防ぐため、直接触れないようにする。寝たきりの子はときどき体の向きを変える

どちらも

水を飲める位置に置く/被毛の内側に手を入れて汗ばみや冷えを確認

窓ガラスから離れた場所に寝床を移す


自分で場所を移動できない子は、暑さも寒さもそのまま受け続けます。「動けない子には、逃げ場を人がつくる」という発想が必要です。


すぐに動物病院へご連絡いただきたい場面

次のような様子が見られるときは、家庭で対処しようとせず、早い段階でかかりつけや救急対応の動物病院にご連絡ください。


  • 息が荒く、ぐったりして反応が薄い

  • ふらつきや、立ち上がれない状態が続く

  • 体が異常に熱い、または冷たく震えが止まらない

  • 吐く、けいれんが見られる


暑さや冷えによる体調の崩れは、時間が経つほど対応が難しくなることがあります。迷ったら電話で相談する、という選択で構いません。


暗い家の中の安全と、不安への手当て

停電で見落とされやすいのが、家の中の事故です。


目や足腰が弱っている子は、暗さの中で方向を見失い、家具にぶつかったり段差から落ちたりすることがあります。人も足元が見えず、犬を踏んでしまう危険があります。


  • 廊下や寝床の近くに足元灯を置く

  • 犬が通る道に物を置かない

  • 段差や階段の前を一時的にふさぐ

  • 徘徊が出ている子は、柔らかい素材で囲った安全なスペースにいてもらう


不安が強く出ているとき

音や気配で不安になっている子には、視界と音の刺激を減らす方法があります。


  • カーテンを閉め、窓から離れた場所に寝床を移す

  • いつも使っている毛布やタオルを寝床に入れる

  • 家族が近くにいて、手を添えて声をかける


寝床の「場所」よりも、「匂いのついた敷物があるか」のほうが落ち着きにつながることがあります。 非常時に新品のマットを敷くより、使い慣れたものをそのまま持っていくほうが安心材料になりやすいです。


避難するか、家にとどまるかを考える

ここは、悩まれる方がとても多いところです。


歩けない子や酸素・投薬の管理が必要な子にとって、移動そのものが大きな負担になることがあります。一方で、土砂災害や浸水の危険がある場所では、早めの避難が必要になります。


まず確認しておきたいこと

  • お住まいの場所が、土砂災害や浸水の想定区域に入っていないか

  • 避難する場合の行き先と、そこまでの経路

  • 避難所でのペットの受け入れについての案内


避難所のペット同行の扱いは、場所ごとに異なります。お住まいの地域の案内をご確認いただき、事前に把握しておくことをおすすめします。


北九州の住宅事情で考えておきたいこと

北九州市内には坂道や高台の住宅地が多くあります。雨風の中、中型犬・大型犬を抱えて坂を下るのは、ご家族の体にも相当な負担がかかります。


集合住宅では、停電でエレベーターが止まることも想定されます。


  • 大型犬の場合、誰が、どうやって外まで運ぶのか

  • 大判の毛布やバスタオルを担架のように使う練習をしておく

  • 玄関までの導線に物を置かない

  • 車で移動する場合、給油を早めに済ませておく


「在宅で安全を確保する」という選択肢もあります。窓から離れた部屋に犬と人の居場所をまとめ、水と明かりと温度対策を整えておく。これも立派な備えです。


備えを、ひとりで抱えなくてもいい

ここまで読んで、「やることが多すぎる」と感じられたかもしれません。介護が続いているご家庭では、平常時ですら余力がない方もいらっしゃいます。


合同会社しっぽは、北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)で、ご自宅にうかがう訪問型のケアを行っています。施設にお預けする方法もありますが、住み慣れた家から動かさずに済むことは、シニア期の子にとって負担の少ない選択のひとつです。


荒天の前後は、通院や買い出し、家の片付けが重なります。そうした時期に使える選択肢として、以下のサービスがあります。


サービス

内容

料金

高齢犬・シニア犬 訪問介護・介助

食事・排泄・歩行などの介助をご自宅で

1時間 5,500円〜12,000円

療養犬・ターミナルケア 訪問介護

病気やケガ、手術後などの療養生活を自宅で支える

1時間 6,500円〜15,000円

レスパイトケア

介護するご家族が休むための時間をつくる

1時間 6,000円〜15,000円

病院帯同サービス

通院に付き添い、普段の様子や記録を獣医師に伝える

1回 10,000円〜15,000円

グリーフケア(ペットロスサポート)

ご家族の気持ちのご相談(オンライン可)

1時間 3,500円〜


全てのサービスで、無料カウンセリングを実施しています。 何をどう備えればいいか分からない、という段階のご相談でも構いません。


24時間対応・要予約です。原則として当日のお申し込みは承っていませんが、緊急性が高いと判断した場合は、可能な限り対応しております。詳しくはお問い合わせください。


よくあるご質問

停電中、エアコンが使えないときに車で涼をとってもよいでしょうか

車内は短時間で温度が上がりやすく、判断を誤ると危険が伴います。移動そのものが負担になる子もいます。使う場合はエンジンを止めずに人が同乗し、短時間にとどめるなど慎重な運用が必要です。体調に不安があるときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。


台風の音を怖がって鳴き続けます。落ち着かせる方法はありますか

窓から離れた場所に寝床を移し、カーテンを閉めて刺激を減らす方法があります。使い慣れた毛布を入れ、家族が近くで声をかけるのも助けになることがあります。それでも収まらず、呼吸の乱れや体の震えが続く場合は、獣医師にご相談ください。


避難所に犬を連れて行けるか分かりません

受け入れの扱いは場所ごとに異なるため、お住まいの地域の案内をご確認ください。事前に行き先と経路を決めておくと、当日の判断が楽になります。あわせて、紙の「その子のカルテ」を持ち出せるようにしておくことをおすすめします。


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  • 北九州市のペットホスピス|訪問型の終末期ケアという考え方

  • 八幡西区で老犬の訪問ケアを探している方へ

  • 訪問ペットケアの流れ|問い合わせから当日まで

ひとりで抱えなくて大丈夫です

「まだ相談するほどのことじゃないかもしれない」


「こんなことで連絡していいのかな」


そう思って、連絡をためらう方は少なくありません。


でも、こんな段階でのご相談も承っています。


  • 夜中に何度も起きてしまい、自分の睡眠が足りていない

  • 通院の付き添いが、体力的につらくなってきた

  • このまま自宅で看てあげられるのか、自信がない

  • 何を相談すればいいのかも、まだ分からない


合同会社しっぽは、北九州市内でシニア犬・老犬・療養中のわんちゃんの訪問ケアを行っています。


ご自宅にうかがうかたちなので、住み慣れた場所のまま、移動の負担をかけずにお世話ができます。


いきなりご契約ではありません

ご依頼の前に、まず無料のカウンセリングを行います。


いまの様子とご家族のご希望をうかがったうえで、その子に合ったケアをご提案します。


「話を聞いてみるだけ」で構いません。


ご相談いただけること

内容

訪問介護・介助

食事・排泄・歩行などの介助を、ご自宅で

訪問ホスピス・ターミナルケア

療養中・看取り期の穏やかな時間を支えます

レスパイトケア

介護するご家族が休むための時間をつくります

病院帯同

通院に付き添い、普段の様子を獣医師にお伝えします

エンゼルケア/グリーフケア

お別れのあとのお世話と、ご家族のお気持ちのご相談


ご相談・ご予約

📞 093-982-0919(ご予約受付 8:00〜21:00)


💬 [LINEで相談する](https://line.me/R/ti/p/%40055sflba)


※「夜鳴きがひどくて…」の一言からで大丈夫です


✉️ [お問い合わせフォームはこちら](https://www.shippo21.com/)


※外出が多いため、メールでのお問い合わせをおすすめしております


  • 対応エリア:北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)

  • 24時間対応・要予約 ※原則として当日のお申し込みは承っておりませんが、緊急性が高いと判断した場合は可能な限り対応しております

  • 動物取扱業登録済(第16014号)/愛玩動物救命士・愛玩動物看護師・愛玩動物介護士が対応します


ひとりじゃないよ。頑張らなくていいよ。


まずは、しっぽに声を届けてください。

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