畳の部屋で介護する|汚れとにおいへの向き合い方
愛犬が粗相をしてしまった畳を、拭きながらため息をついた日はありませんか。
畳は一度しみ込むと、においが戻ってくることがあります。
それでも「住み慣れた和室で過ごさせてあげたい」と思う方は少なくありません。
この記事では、畳の部屋で介護を続けるための考え方と、今日から試せる手立てを整理します。
この記事でわかること
畳がシニア犬の介護で困りやすくなる理由
汚れとにおいを「原因別」に分けて考える方法
工事や買い替えをしなくても、物の置き方だけで変えられること
においが何度も戻ってくるときに見落とされがちなポイント
和室だからこそ活かせる良さと、ひとりで抱え込まないための考え方
畳の部屋が介護で困りやすくなる理由
吸い込む素材であること
畳表(おもて)は、い草やそれに似た素材を織ったものです。細かい隙間の集まりなので、液体は表面にとどまらず、下へ下へと入っていきます。
畳は「拭き取る」より「吸い取る」ほうが相性のよい素材、と考えると対処が変わってきます。
足が滑る、爪が引っかかる
新しい畳はよく滑り、傷んだ畳は毛羽立って爪が引っかかることがあります。後ろ足の力が落ちてきたシニア犬にとっては、どちらも歩きにくさにつながります。
歩き方がふらつく、立ち上がるのに時間がかかるといった変化が出てきたときは、床の問題だけでなく体の状態も関わっていることがあります。気になる変化があれば、かかりつけの獣医師にご相談ください。
湿気がこもりやすいこと
北九州は海と山が近く、季節によっては湿気を感じやすい土地です。閉め切った和室に寝床を置いたままにすると、汚れていなくても独特のにおいが出てくることがあります。
汚れとにおいは、原因を分けて考える
「畳がくさい」とひとまとめにせず、何によるにおいかを分けると、やることがはっきりします。
尿によるもの
もっとも多く相談されるのがこれです。尿は時間が経つとにおいが強くなりやすく、畳の奥に残ると繰り返し感じられます。
同じ場所で繰り返すときは、寝床の位置や動線が体に合っていないこともあります。
下痢・嘔吐によるもの
固形物が残ると、そこから広がります。あわてて広い範囲に擦り広げてしまうと、かえって汚れの面積が増えることがあります。
回数が増えている、色や状態がいつもと違うと感じたときは、片付けの前に写真を撮っておくと、獣医師に伝えるときの助けになります。
体そのもののにおいによるもの
寝たきりの時間が長くなると、被毛や皮膚、口元のにおいが寝床に移ります。粗相がなくてもにおう場合は、畳ではなく寝具側が原因のこともあります。
気になるにおい | 主に疑われるところ | まず試したいこと |
一点だけ強くにおう | 畳の奥に残った尿 | 吸い取り直す・しっかり乾かす |
部屋全体がぼんやりにおう | 湿気と寝具 | 換気・寝具の洗濯や日干し |
近づくとにおう | 被毛・口元・皮膚 | 部分洗い、口腔ケアの見直し |
雨の日だけ強い | 湿気で戻るにおい | 除湿、寝床の下の通気 |
工事をしなくても、置き方で変えられること
畳を替える、部屋を改装する——その前に、物の置き方だけで軽くなる負担がかなりあります。
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寝床は畳の合わせ目をまたがず、一枚の中央に置くと汚れが広がりにくい。
寝床は「畳の合わせ目」をまたがない
意外と知られていないのが、畳と畳の合わせ目、そして畳の縁(へり)です。液体はここに流れ込み、畳の下の板まで届くことがあります。
寝床は一枚の畳の中央付近に収まるように置くと、汚れが広がりにくくなります。
部分的に守る
部屋全体を覆う必要はありません。粗相しやすい場所、寝床、食事の場所だけを守るだけでも、掃除の手間はずいぶん変わります。
重ねるもの | 役割 | 気をつけたいこと |
防水シート(一番下) | 畳へのしみ込みを防ぐ | 敷きっぱなしは蒸れやすい |
洗えるマット・タオル | 吸収と滑り止め | 厚すぎると段差になる |
ペットシーツ | 交換しやすさ | ずれ防止に固定する |
立ち上がる場所に「踏ん張れる面」をつくる
寝床から立ち上がる位置に滑りにくいマットを置くと、足が流れにくくなることがあります。歩く道すじに沿って点々と置く方法もあります。
換気のルートを決めておく
和室は掃き出し窓があることが多く、風の通り道をつくりやすい部屋です。朝と夕方に数分でも風を通すと、においがこもりにくくなります。
においが戻ってくるときに見落とされがちなこと
何度掃除しても翌日にはにおう。そんなときは、手順そのものを見直すと変わることがあります。
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拭く前に吸い取り、目に沿って拭き、最後に乾かす順番がにおい戻りを防ぐ。
拭く前に、まず吸い取る:乾いたタオルや紙を重ねて上から体重をかけ、下に染みたぶんを引き上げます
擦らない:擦ると畳の目の中へ押し込むことになります
拭くときは畳の目に沿って:目に逆らうと繊維が傷みやすくなります
仕上げは乾燥:濡れたままだと、においだけでなくカビの原因にもなります
洗剤や消臭剤は、まず目立たない場所で試す:畳は変色することがあります
表面だけではにおいが取り切れないことがある
畳は、表面の畳表と、その下の畳床(たたみどこ)でできています。液体が畳床まで届いていると、表面をいくら拭いてもにおいが戻ってくることがあります。
この場合、畳を少し持ち上げて裏と床板を乾かすだけで変わることがあります。難しければ、除湿機やサーキュレーターを畳の縁に向けるだけでも違います。
記録を残しておくと、後で役に立つ
粗相の時間帯と場所を簡単にメモしておくと、生活リズムの変化が見えてきます。夜間に増えた、同じ方向にばかり倒れる——こうした記録は、通院のときに獣医師へ伝える材料にもなります。
和室の良さと、住まいの事情に合わせた考え方
和室は介護に向いている面もある
畳には適度なクッション性があり、転んだときの衝撃を受け止めてくれます。ベッドを使わず布団で添い寝しやすいのも、和室ならではです。
段差が少ない部屋であれば、抱き上げる回数を減らせることもあります。「畳だから不利」ではなく、「畳の弱点だけを補う」と考えると気持ちが楽になります。
北九州の住まいとの付き合い方
北九州市内には和室のある戸建てが多く、門司区や八幡東区のように坂の途中に建つお宅も少なくありません。玄関までの階段がある、庭に出るまでに段差がある——そんな条件だと、外に連れ出すこと自体が負担になります。
だからこそ、家の中の一部屋を心地よく整えることの意味が大きくなります。
賃貸・分譲の場合
畳の扱いや原状回復の考え方は、契約内容によって異なります。気になる場合は、管理会社や大家さんに確認しておくと安心です。
集合住宅でにおいが気になるときは、換気の時間帯をずらす、ごみの保管方法を見直すといった工夫から始められます。
ひとりで抱えないための選択肢
掃除と介護が重なると、休む時間がなくなっていきます。眠れない日が続くと、においへの感じ方も変わってきます。
合同会社しっぽは、ご自宅にうかがう訪問型のケア事業者です。施設にお預かりするのではなく、住み慣れた和室にいるまま、介助やお世話を受けていただけます。
「家に人を上げるのは気が引ける」と感じる方もいらっしゃいます。片付いていなくて当たり前の状況ですので、どうぞそのままの状態でお声かけください。
サービスはすべて、無料カウンセリングからお話をうかがったうえで組み立てます。
サービス | 内容 | 料金 |
高齢犬・シニア犬 訪問介護・介助 | 食事・排泄・歩行などの介助 | 1時間 5,500円〜12,000円 |
療養犬・ターミナルケア 訪問介護 | 療養生活をご自宅で支える | 1時間 6,500円〜15,000円 |
レスパイトケア | 介護する方が休む時間をつくる | 1時間 6,000円〜15,000円 |
病院帯同サービス | 通院に付き添い、様子を獣医師に伝える | 1回 10,000円〜15,000円 |
エンゼルケア(お花代含む) | お別れのあとのお世話 | 25,000円〜50,000円 |
グリーフケア(オンライン可) | ご家族の気持ちのご相談 | 1時間 3,500円〜 |
対応エリアは北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)です。24時間対応・要予約で、原則として当日のお申し込みは承っておりませんが、緊急性が高いと判断した場合は可能な限り対応いたします。
料金はサイズや内容によって幅があります。詳しくはお問い合わせください。
よくあるご質問
畳を全部はがして、フローリングにしたほうがいいでしょうか
住まいの条件はご家庭ごとに違うため、一概には言えません。まずは寝床まわりを部分的に守る方法から試し、それでも難しいと感じたときに検討される方もいらっしゃいます。
消臭スプレーは畳に使っても大丈夫ですか
製品によって畳への影響が異なります。目立たない場所で試してから使う、犬が直接舐めない状態で乾かす、といった点に気をつけていただくと安心です。
部屋のにおいが気になって、来客を断るようになりました
同じように感じて、人を家に呼べなくなる方は少なくありません。においは慣れによって自分では分かりにくくなるものなので、まずは換気と寝具の見直しから、できる範囲で整えていかれると良いかと思います。
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玄関の段差|抱えずに出入りするための工夫
介護しやすい部屋づくり|動線と物の置き場所
ひとりで抱えなくて大丈夫です
「まだ相談するほどのことじゃないかもしれない」
「こんなことで連絡していいのかな」
そう思って、連絡をためらう方は少なくありません。
でも、こんな段階でのご相談も承っています。
夜中に何度も起きてしまい、自分の睡眠が足りていない
通院の付き添いが、体力的につらくなってきた
このまま自宅で看てあげられるのか、自信がない
何を相談すればいいのかも、まだ分からない
合同会社しっぽは、北九州市内でシニア犬・老犬・療養中のわんちゃんの訪問ケアを行っています。
ご自宅にうかがうかたちなので、住み慣れた場所のまま、移動の負担をかけずにお世話ができます。
いきなりご契約ではありません
ご依頼の前に、まず無料のカウンセリングを行います。
いまの様子とご家族のご希望をうかがったうえで、その子に合ったケアをご提案します。
「話を聞いてみるだけ」で構いません。
ご相談いただけること | 内容 |
訪問介護・介助 | 食事・排泄・歩行などの介助を、ご自宅で |
訪問ホスピス・ターミナルケア | 療養中・看取り期の穏やかな時間を支えます |
レスパイトケア | 介護するご家族が休むための時間をつくります |
病院帯同 | 通院に付き添い、普段の様子を獣医師にお伝えします |
エンゼルケア/グリーフケア | お別れのあとのお世話と、ご家族のお気持ちのご相談 |
ご相談・ご予約
📞 093-982-0919(ご予約受付 8:00〜21:00)
💬 [LINEで相談する](https://line.me/R/ti/p/%40055sflba)
※「夜鳴きがひどくて…」の一言からで大丈夫です
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※外出が多いため、メールでのお問い合わせをおすすめしております
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まずは、しっぽに声を届けてください。




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