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老犬の皮膚トラブル|乾燥・かゆみへの日常のお手入れ

10 時間前
読了時間: 10分

年をとった犬の背中をなでたとき、フケが落ちてきて驚いたことはありませんか。


夜中にカリカリと掻く音で目が覚める、同じ場所ばかり舐めている。そんな変化に、どう手を出していいか分からず戸惑う方は少なくありません。


私たちは北九州市で、高齢犬・療養犬のご自宅にうかがうケアを行っています。ここでは、医療の判断ではなく、ご家庭で今日からできる皮膚のお手入れと観察の視点をお伝えします。


この記事でわかること

  • 年齢とともに犬の皮膚に起こりやすい変化

  • かゆみ・乾燥の背景にあるものを、ケース別に整理する見方

  • 家庭でできる保湿・洗い方・寝床の整え方

  • 見落とされがちな「静電気」と「夜のかゆみ」の話

  • かかりつけの獣医師に相談したい目安と、伝え方のコツ


年をとると、犬の皮膚はどう変わるのか

皮膚は体の一番外側にある臓器で、加齢の影響が見た目に表れやすい場所です。若い頃と同じお手入れを続けていると、少しずつ合わなくなってくることがあります。


シニア期に見られやすい変化には、次のようなものがあります。


  • 皮脂が減り、乾燥してフケが出やすくなる

  • 被毛が細くなり、毛量が減って皮膚が守られにくくなる

  • 皮膚が薄く弱くなり、小さな摩擦でも赤くなりやすい

  • 傷が治るまでの時間が長くなる

  • 体温調節が苦手になり、蒸れや冷えの影響を受けやすい


「年だから仕方ない」で片づけてしまうと、背景にある別の理由を見逃してしまうことがあります。 まずは、どんな種類のかゆみなのかを見分けるところから始めます。


かゆみ・乾燥の背景をケース別に見る

同じ「掻く」でも、理由はひとつではありません。ここでは家庭で気づきやすい切り口で整理します。診断はかかりつけの獣医師の領域ですので、あくまで観察のための目安としてお読みください。


加齢による乾燥によるもの

背中や腰まわりに白い細かいフケが出て、全身をまんべんなく掻くことがあります。空気が乾く季節に強くなりやすいのも特徴のひとつです。


アレルギーや外部寄生虫によるもの

顔まわり、脇、内股、指の間など、特定の場所に集中することがあります。赤みやべたつき、においを伴う場合もあります。


ホルモンや内臓の変化によるもの

左右対称に毛が薄くなる、皮膚の色が変わる、飲水量や体重が変わるなど、皮膚以外のサインが一緒に出ているときは、体の内側の変化が関係していることがあります。


痛みや不安によるもの

関節が痛む部位を執拗に舐める、留守番のあとだけ掻き続けるといった場合、かゆみではなく痛みや気持ちの落ち着かなさが背景にあることもあります。


寝たきり・寝ている時間が長いことによるもの

同じ姿勢が続くと、肩・腰・かかとなど骨が当たる部分が赤くなったり、尿や便で皮膚がふやけて荒れたりします。


気づいた変化

一緒に見ておきたいこと

全身に細かいフケ

室内の湿度、シャンプーの頻度、被毛の乾かし方

一か所だけ舐め続ける

その部位の関節・爪・肉球、舐める時間帯

左右対称の脱毛

飲水量、食欲、体重、元気の度合い

赤み・におい・べたつき

広がる速さ、寝具の清潔さ、体を掻く時間帯

骨の出た部分の赤み

寝ている姿勢、体位を変えた最後の時刻


家庭でできる観察と記録のしかた

診察時間は限られています。その場で思い出そうとするより、数日分のメモがあるほうが、獣医師に伝わる情報がぐっと増えます。


記録しておくと役に立つのは、次のような項目です。


  • 掻いた・舐めた時間帯(朝/日中/夜)

  • 場所(できれば体の図に印をつける)

  • その日の室温と湿度

  • 食べたもの、おやつの変化

  • 散歩に行った場所と時間

  • フードや寝具を変えた日


スマートフォンで患部の写真を撮っておくのもひとつの方法です。かゆみは診察室では出ないことも多いため、家での様子が写った短い動画は、言葉以上に伝わることがあります。


乾燥とかゆみをやわらげる日常のお手入れ

洗うより、乾かし方を見直す

シニア犬の場合、シャンプーの回数そのものより、洗ったあとの乾かし方で皮膚の調子が変わることがあります。 熱風を至近距離から当て続けると、水分と一緒に皮脂も奪われやすくなります。


  • お湯はぬるめにして、時間を短くする

  • タオルで押さえるように水分を取る(こすらない)

  • ドライヤーは離して、温風と送風を交互に

  • 体力が落ちている日は、蒸しタオルで拭くだけにとどめる


洗浄剤や塗り薬を使う場合は、自己判断ではなく、かかりつけの獣医師に相談したうえで選んでいただくと安心です。


意外と知られていない「静電気」の話

冬に増えるかゆみの一因として、静電気があります。化学繊維の毛布やフリースのベッド、ブラッシング時の摩擦は、乾いた皮膚にとって刺激になることがあります。


  • 寝具を綿やタオル地に替えてみる

  • ブラッシングの前に、軽く湿らせたタオルで体を一度なでる

  • 洗濯時に柔軟剤を使う場合は、香りの強すぎないものを選ぶ


こうした小さな調整は、どこにも大きく書かれていませんが、家庭でできて、その日のうちに試せる工夫です。


夜に掻くのには理由があることも

体が温まると、かゆみを感じやすくなることがあります。就寝前に暖房の効いた部屋で長く過ごしたあと、掻き始めるというパターンは珍しくありません。


寝床を暖房の風が直接当たらない位置に移す、寝る前に室温を少し下げるといった調整で、様子が変わるか見てみる方法があります。


室内環境を整える

場所・項目

目安と工夫

湿度

乾きすぎに注意。加湿器や濡れタオルで調整

エアコンの風

寝床に直接当たらない位置へ

寝具

こまめに洗濯し、よく乾かす

伸びた爪は掻いたときの傷を深くしやすい

足裏の毛

伸びすぎると滑り、掻く姿勢が不安定になる


北九州は坂道や潮風のある地域も多く、散歩コースによって足元や被毛の汚れ方が変わります。散歩後に足先と内股を軽く拭くだけでも、皮膚への負担が減ることがあります。


受診を急ぎたいと感じたときの目安

判断に迷ったときは、様子を見るより先にかかりつけの獣医師にご相談ください。次のような場合は、早めの相談が安心です。


  • 出血している、皮膚がえぐれている

  • 短時間で赤みや脱毛が広がっている

  • 眠れないほど掻き続けている

  • 食欲・飲水量・元気に変化がある

  • 発熱しているように感じる、触ると嫌がる

  • 骨の出た部分が赤黒くなっている、じゅくじゅくしている


「大げさかもしれない」と思う段階での相談が、結果的にいちばん負担が少ないこともあります。


介護のなかで皮膚を守るということ

自力で寝返りが打てなくなった犬の場合、皮膚のケアは介護そのものと重なっていきます。体位を変える、汚れをすぐ拭く、寝床を乾いた状態に保つ——どれも地味で、そして毎日続くことです。


排泄のたびに拭き、夜中も体の向きを変える。その積み重ねを、ご家族だけで続けるのは、かなりの体力と気持ちを使います。


眠れない日が続いたり、「自分が休んだら悪い気がする」と感じたりしている飼い主さんは少なくありません。休むことは、ケアを続けるための一部です。


ご自宅で受けられるケアという選択肢

合同会社しっぽは、北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)で、ご自宅にうかがう訪問型のケアを行っています。皮膚が弱っている犬にとって、移動や環境の変化は負担になりやすいものです。住み慣れた場所のまま、いつもの寝床でお世話を受けられます。


しっぽは医療行為を行いません。診断・治療・お薬の判断はかかりつけの獣医師の領域です。お手伝いできるのは、日々のお世話(食事・排泄・体位変換・見守り)、通院の付き添い、ご家族の休息の時間づくりです。


とくにレスパイトケアは、介護するご家族が休むための時間をつくるサービスで、北九州市では扱う事業者が少ない分野です。病院帯同サービスでは、通院に付き添い、普段の様子や記録を獣医師にお伝えします。


サービス

料金

高齢犬・シニア犬 訪問介護・介助

1時間 5,500円〜12,000円

療養犬・ターミナルケア 訪問介護

1時間 6,500円〜15,000円

レスパイトケア

1時間 6,000円〜15,000円

病院帯同サービス

1回 10,000円〜15,000円

エンゼルケア(お花代含む)

25,000円〜50,000円

グリーフケア(オンライン可)

1時間 3,500円〜


料金は犬のサイズや内容によって幅があります。すべてのサービスで無料カウンセリングを行っていますので、詳しくはお問い合わせください。24時間対応・要予約です。


よくあるご質問

シニアになったら、シャンプーは減らしたほうがよいのでしょうか

一概には言えず、皮膚の状態や体力によって適した頻度は変わります。乾燥が気になる時期は、全身を洗う代わりに部分洗いや拭き取りにする方法もあります。洗浄剤の種類を含め、かかりつけの獣医師にご相談いただくと安心です。


掻きむしらないように、服やエリザベスカラーを着せてもよいですか

保護のために使われることはありますが、蒸れや擦れが新たな刺激になる場合もあります。素材や着せる時間について、獣医師に相談したうえで様子を見ながら調整する方法があります。


通院のときに皮膚の様子をうまく説明できません

かゆみは診察室では出ないことも多いため、家での動画や写真、時間帯のメモが助けになります。病院帯同サービスでは、普段の様子や記録を獣医師にお伝えする形でお手伝いできます。


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ひとりで抱えなくて大丈夫です

「まだ相談するほどのことじゃないかもしれない」


「こんなことで連絡していいのかな」


そう思って、連絡をためらう方は少なくありません。


でも、こんな段階でのご相談も承っています。


  • 夜中に何度も起きてしまい、自分の睡眠が足りていない

  • 通院の付き添いが、体力的につらくなってきた

  • このまま自宅で看てあげられるのか、自信がない

  • 何を相談すればいいのかも、まだ分からない


合同会社しっぽは、北九州市内でシニア犬・老犬・療養中のわんちゃんの訪問ケアを行っています。


ご自宅にうかがうかたちなので、住み慣れた場所のまま、移動の負担をかけずにお世話ができます。


いきなりご契約ではありません

ご依頼の前に、まず無料のカウンセリングを行います。


いまの様子とご家族のご希望をうかがったうえで、その子に合ったケアをご提案します。


「話を聞いてみるだけ」で構いません。


ご相談いただけること

内容

訪問介護・介助

食事・排泄・歩行などの介助を、ご自宅で

訪問ホスピス・ターミナルケア

療養中・看取り期の穏やかな時間を支えます

レスパイトケア

介護するご家族が休むための時間をつくります

病院帯同

通院に付き添い、普段の様子を獣医師にお伝えします

エンゼルケア/グリーフケア

お別れのあとのお世話と、ご家族のお気持ちのご相談


ご相談・ご予約

📞 093-982-0919(ご予約受付 8:00〜21:00)


💬 [LINEで相談する](https://line.me/R/ti/p/%40055sflba)


※「夜鳴きがひどくて…」の一言からで大丈夫です


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※外出が多いため、メールでのお問い合わせをおすすめしております


  • 対応エリア:北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)

  • 24時間対応・要予約 ※原則として当日のお申し込みは承っておりませんが、緊急性が高いと判断した場合は可能な限り対応しております

  • 動物取扱業登録済(第16014号)/愛玩動物救命士・愛玩動物看護師・愛玩動物介護士が対応します


ひとりじゃないよ。頑張らなくていいよ。


まずは、しっぽに声を届けてください。

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