老犬の介護と仕事を両立する|一日の組み立て方と頼れる手
夕方、会議の途中で「今ごろ家でどうしているだろう」と気になる。朝は出勤時間ぎりぎりまで食事の介助をしている。夜は夜鳴きで何度も起きて、翌朝また出勤する。
老犬の介護と仕事の両立は、体力よりも先に「気持ちの余白」が削られていくものです。
この記事では、一日をどう組み立てるか、そして誰にどう頼れるかを、順番に整理していきます。
この記事でわかること
仕事との両立が苦しくなるのは、介護のどの部分なのか
朝・日中・夜に分けた一日の組み立て方
留守番の時間を「長さ」ではなく「分割」で考える工夫
職場や家族への伝え方と、知っておきたい制度の前提
ご自宅で受けられるケアという選択肢
両立が難しくなるのは、介護のどこか
「介護が大変」とひとまとめにすると、手の打ちようがなく感じます。負担を分解すると、対処できる部分と、そうでない部分が見えてきます。
夜のケアによるもの
夜鳴きや夜間の排泄で睡眠が細切れになると、翌日の仕事に影響が出ます。日中の眠気や集中力の低下は、飼い主さん自身の安全にも関わります。
睡眠不足が続いているときは、「頑張りが足りない」のではなく、体が限界のサインを出している状態です。
日中の留守番によるもの
歩行がふらつく、粗相が増える、家具の隙間に挟まって動けなくなる。留守中の心配は、仕事に集中できない大きな要因になります。
見守りカメラを置いても、見えることでかえって不安が増す方もいらっしゃいます。
通院・投薬によるもの
平日の通院は、半休や早退が必要になることが少なくありません。投薬の時間が仕事の時間と重なることもあります。
気持ちの面によるもの
「仕事のせいで、そばにいてあげられない」という思いを抱える方は少なくありません。ですが、その仕事が治療費や食事、ケア用品を支えていることも事実です。
どちらかを責める必要はありません。 両方を続けるための組み立てを考えていきます。
一日をどう組み立てるか
すべてを完璧にしようとすると続きません。「今日はここだけ」と決めておくほうが、結果的に長く続きます。
時間帯 | 犬に起きやすいこと | 組み立ての工夫 |
朝(出勤前) | 排泄、食事介助、投薬 | 前夜に食事の準備と薬の仕分けを済ませておく |
日中(留守番) | 体位の固定、脱水、転倒 | 水の器を複数か所に。滑り止めマットを敷く |
夕方(帰宅直後) | 興奮、排泄の要求 | まず排泄と水分。声かけは短くていい |
夜(就寝前後) | 夜鳴き、徘徊、不安 | 寝床を飼い主の近くへ移す方法もある |
朝は「詰め込まない」
朝にすべてを終わらせようとすると、遅刻の焦りと介助が重なります。夜のうちにできることを前倒しするだけで、朝の密度は変わります。
一食分の食事を小分けにして冷蔵しておく
薬を曜日ごとのケースに分けておく
タオル、おむつ、清拭用のシートを取り出しやすい場所に置く
夜は「先回り」で考える
夜鳴きの背景には、認知機能の変化、痛み、不安など複数の要因が重なることがあります。原因の見立ては自己判断が難しいため、続くようであればかかりつけの獣医師にご相談ください。
そのうえで、家庭でできる工夫としては次のようなものがあります。
日中にカーテンを開け、明るさのリズムをつくる
夕方に短い声かけや軽い刺激の時間をつくる
寝床の周りを囲い、壁にぶつからないようにする
だれも教えてくれない、留守番の考え方
留守番の時間は「何時間空くか」で考えがちです。ですが実際に体に負担がかかるのは、同じ姿勢のまま動けない時間の長さであることが多くあります。
つまり、8時間の留守番を「8時間の不在」と捉えるのではなく、「途中で一度、体位を変えられるか」で考えると、打つ手が見えてきます。
分割して考える
昼休みに一度帰宅できるか
家族が交代で立ち寄れるか
立ち寄れない日は、誰かに頼めるか
一日のうち一度でも体の向きを変え、水分をとり、排泄を促せると、皮膚や筋肉への負担のかかり方が変わってきます。「ずっとそばにいる」ではなく「一点だけ入れる」という発想です。
北九州で暮らすうえでの事情
八幡東区や門司区のように坂の多い地域では、抱いての移動そのものが重労働になります。エレベーターのない集合住宅にお住まいで、中型犬・大型犬と暮らしている方はなおさらです。
小倉都心部や市外へ通勤していると、昼休みの帰宅は現実的でないことも多いでしょう。「帰れない自分が悪い」のではなく、地形と距離の問題です。
頼れる手を、順番に整理する
一人で抱えている状態から抜けるには、頼り先を「思いつく順」ではなく「性質別」に並べてみるのが有効です。
頼り先 | 頼めること | 考えておきたいこと |
家族・同居人 | 日々の分担、夜の交代 | 役割を言葉にして決めておく |
職場 | 勤務時間の調整、在宅勤務 | 制度と相談窓口を先に確認 |
かかりつけ動物病院 | 状態の判断、薬の調整 | 電話相談の可否を聞いておく |
ケアの専門職 | 介助、見守り、通院の付き添い | 自宅で受けられるかどうか |
職場に伝えるときの前提
ここは、あまり語られない部分です。法律上の介護休業・介護休暇は、人のご家族を対象とした制度で、ペットは含まれません。
ただし、有給休暇や時間単位の年次有給休暇、在宅勤務、時差出勤といった制度は、理由を問わず使えることがあります。就業規則を一度確認してみてください。
伝え方としては、「いつまで続くか」ではなく「いま必要な形」を具体的に伝えるほうが、話が進みやすい傾向があります。
「朝の30分、始業を遅らせたい」
「週に一度、通院で早退したい」
「在宅勤務を組み合わせたい」
獣医師に伝える準備をしておく
平日の通院が難しいと、診察の機会が限られます。だからこそ、短い診察時間で伝えきる準備が助けになります。
スマートフォンで15秒だけ動画を撮っておく方法があります。歩き方、夜鳴きの様子、食べにくそうにしている場面は、言葉より映像のほうが伝わることがあります。
食べた量、飲んだ量
排泄の回数と状態
気になった時間帯
このメモと動画を持っていくだけで、診察の質は変わってきます。
ご自宅で受けられる、という選択肢
ケアを外部に頼む方法には、大きく分けて施設にお預けする方法と、ご自宅に来てもらう方法があります。
高齢の犬や療養中の犬にとって、移動と環境の変化は負担になることがあります。住み慣れた家で、いつもの寝床のままケアを受けられることは、体力の落ちてきた犬にとって意味を持ちます。
合同会社しっぽは、北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)にうかがう訪問型の、高齢犬・シニア犬・療養犬・ターミナルケア専門のペットシッターです。動物取扱業登録(第16014号・保管)を受けており、担当は愛玩動物救命士・愛玩動物看護師・愛玩動物介護士のいずれかがつとめます。
仕事との両立で使われやすいサービス
サービス | 内容 | 料金 |
高齢犬・シニア犬 訪問介護・介助 | 食事・排泄・歩行などの介助をご自宅で | 1時間 5,500円〜12,000円 |
療養犬・ターミナルケア 訪問介護 | 病気やケガ、手術後などの療養生活を支える | 1時間 6,500円〜15,000円 |
レスパイトケア | 介護する飼い主が休むための時間をつくる | 1時間 6,000円〜15,000円 |
病院帯同サービス | 通院に付き添い、普段の様子や記録を獣医師に伝える | 1回 10,000円〜15,000円 |
グリーフケア | ご家族の気持ちのご相談(オンライン可) | 1時間 3,500円〜 |
料金は犬のサイズやケアの内容によって幅があります。すべてのサービスで、まず無料カウンセリングをおこないます。
レスパイトケアという考え方
レスパイトケアは、犬のためのサービスであると同時に、飼い主さんが休むための時間をつくるサービスです。 介護する側が倒れてしまえば、ケアそのものが続かなくなります。
北九州市では扱う事業者が多くない分野ですが、しっぽが特に力を入れているのがこのケアです。眠るために使っても、仕事を片付けるために使っても構いません。
24時間対応・要予約です。原則として当日のお申し込みはお受けしていませんが、緊急性が高いと判断した場合は可能な限り対応します。詳しくはお問い合わせください。
よくあるご質問
留守中に来てもらうことはできますか
ご在宅・ご不在のどちらの場合もご相談いただけます。鍵のお預かりなど具体的な進め方については、無料カウンセリングの際にお伝えしますので、詳しくはお問い合わせください。
週に一度だけでもお願いできますか
回数や頻度は、ご家庭の状況に合わせてご相談いただけます。しっぽは飼い主様と愛犬のためのオーダーメイドケアを掲げており、まず無料カウンセリングでご希望をうかがいます。
夜鳴きがひどいのですが、相談だけでもできますか
はい。無料カウンセリングで状況をうかがい、ご自宅でできる工夫をお伝えすることができます。ただし体調や痛みが関わっている可能性もあるため、あわせてかかりつけの獣医師にもご相談ください。
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ひとりで抱えなくて大丈夫です
「まだ相談するほどのことじゃないかもしれない」
「こんなことで連絡していいのかな」
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でも、こんな段階でのご相談も承っています。
夜中に何度も起きてしまい、自分の睡眠が足りていない
通院の付き添いが、体力的につらくなってきた
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合同会社しっぽは、北九州市内でシニア犬・老犬・療養中のわんちゃんの訪問ケアを行っています。
ご自宅にうかがうかたちなので、住み慣れた場所のまま、移動の負担をかけずにお世話ができます。
いきなりご契約ではありません
ご依頼の前に、まず無料のカウンセリングを行います。
いまの様子とご家族のご希望をうかがったうえで、その子に合ったケアをご提案します。
「話を聞いてみるだけ」で構いません。
ご相談いただけること | 内容 |
訪問介護・介助 | 食事・排泄・歩行などの介助を、ご自宅で |
訪問ホスピス・ターミナルケア | 療養中・看取り期の穏やかな時間を支えます |
レスパイトケア | 介護するご家族が休むための時間をつくります |
病院帯同 | 通院に付き添い、普段の様子を獣医師にお伝えします |
エンゼルケア/グリーフケア | お別れのあとのお世話と、ご家族のお気持ちのご相談 |
ご相談・ご予約
📞 093-982-0919(ご予約受付 8:00〜21:00)
💬 [LINEで相談する](https://line.me/R/ti/p/%40055sflba)
※「夜鳴きがひどくて…」の一言からで大丈夫です
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※外出が多いため、メールでのお問い合わせをおすすめしております
対応エリア:北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)
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ひとりじゃないよ。頑張らなくていいよ。
まずは、しっぽに声を届けてください。




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