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高齢のご家族が老犬を介護するとき|体力と安全を守る工夫

8 時間前
読了時間: 10分

年を重ねた愛犬のお世話を、同じく年を重ねたご家族が担う。そんなご家庭が、北九州でも静かに増えています。


「持ち上げようとして腰を痛めた」「夜中に何度も起きて、自分のほうが参ってしまった」。そうした声は、決して特別なものではありません。


この記事では、介護する方ご自身の体力と安全を守るための工夫を、今日から試せる形でまとめました。


この記事でわかること

  • 高齢のご家族が老犬を介護するときに、体に負担が集まりやすい場面

  • 腰や膝を守りながら、愛犬を支えるための体の使い方

  • 北九州の住まい(坂・階段・段差)に合わせた住環境の整え方

  • 夜間の介護で睡眠を削りすぎないための考え方

  • あまり語られないけれど、知っておくと助かる「代われる準備」のこと


高齢のご家族が介護するとき、負担が集まりやすい場面

老犬の介護は、力仕事の連続ではありません。けれど、「小さな動作が、1日に何十回も繰り返される」という点に、体力を削られていきます。


とくに次のような場面で、腰・膝・肩に負担が集中しやすいといわれます。


場面

負担がかかりやすい部分

起きやすいこと

抱き上げて移動する

腰・膝

ぎっくり腰、踏ん張れずに一緒に転倒

床にしゃがんで排泄処理

膝・腰

立ち上がれない、立ちくらみ

夜中に何度も起きる

全身・睡眠

日中の集中力低下、転倒リスク上昇

抱えたまま階段や坂を下りる

腰・足首

段を踏み外す


ご自身に持病があったり、服薬中だったりする場合は、立ちくらみやふらつきが出る時間帯を把握しておくと、危険な動作を避けやすくなります。気になる点があるときは、ご自身のかかりつけ医にもご相談ください。


「持ち上げない」介助という考え方

介護で一番危ないのは、抱き上げる瞬間です。ここを減らすだけで、体への負担はずいぶん変わってきます。


持ち上げるのではなく「支える」

犬が自分の足で立とうとする力を、こちらが少し補う。この発想に切り替えると、必要な力は大きく減ります。


  • 体の下にタオルを通し、胸の下とお腹の下を別々に支える

  • 立ち上がる瞬間だけ、後ろ足の付け根を軽く上に押し上げる

  • 立てたら手を離さず、そのまま添えるだけにする


タオルは、大判のバスタオルを縦に折って使う方法が知られています。市販の介助用ハーネスやスリングもあり、体格に合うものを選ぶと扱いやすくなります。


持ち上げるのではなく「滑らせる」

短い距離の移動なら、抱えずに済ませられる場合があります。


  • 厚手の毛布やマットの上に寝かせたまま、床を滑らせる

  • 段差のあるところは、板やスロープを渡して滑らせる

  • フローリングは滑りやすいので、移動する方向にだけ滑る素材を敷く


どうしても抱き上げるときの体の使い方

  • 腰を曲げず、膝を曲げてしゃがんでから抱える

  • 犬の体を自分の体にぴったり寄せてから持ち上げる

  • 持ち上げたまま体をひねらない(足ごと向きを変える)

  • 中型犬以上は、はじめから2人で、または道具を使う前提で考える


超小型犬でも4kg前後、中型犬になれば20kg近くになります。「一度は持てた」が「毎日持てる」とは限らないというのは、覚えておいて損のないところです。


北九州の住まいで、確認しておきたいところ

北九州は、斜面に沿って住宅が並ぶ地域が多く、玄関までの階段や、道路から一段上がった敷地のお宅も少なくありません。若いころは気にならなかった坂や段差が、介護が始まると急に重くのしかかってきます。


場所

起きやすいこと

試せる工夫

玄関までの外階段

抱えたまま踏み外す

手すり側を空ける/キャリーを台車に載せる

室内の廊下・フローリング

犬も人も滑る

動線にマットを敷く

段差のある和室の敷居

つまずき

薄いスロープを置く

夜の寝室までの動線

暗がりで転倒

足元灯を常時点灯にする


とくに坂の途中にあるお宅では、通院そのものが大きな負担になります。車まで抱えて坂を下り、病院で待ち、また坂を上って戻る。この往復だけで一日分の体力を使い切ってしまうこともあります。


寝床の場所を見直すのも、有効な手立てのひとつです。愛犬の寝床を、ご家族の寝室や、トイレ・水場に近い場所へ移すだけで、夜間の移動距離が短くなります。


夜間の介護で、睡眠を削りすぎないために

夜鳴きや夜間の徘徊が続くと、介護する側の睡眠が細切れになります。これは体力を最も早く奪う要因のひとつです。


「全部に応える」をいったん手放す

夜中に何度も呼ばれると、そのたびに起き上がってしまう方は少なくありません。けれど、声のすべてが「してほしいこと」を伝えているとは限りません


  • 姿勢を変えたいだけのこともある

  • 明かりや音の変化に反応しているだけのこともある

  • 痛みが背景にあることもある


痛みが疑われる声の出し方や、これまでと明らかに違う様子があるときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。生活リズムの調整について助言をもらえる場合もあります。


寝る場所を近づけ、動作を減らす

  • 夜だけ、愛犬の寝床を自分の布団のすぐ横に移す

  • 水・おむつ・タオルを手の届く位置にまとめておく

  • 起き上がらずに手が届く配置にして、上体だけで対応できる範囲を増やす


「一晩だけ眠る日」を意図的に作る

毎晩を完璧にこなすより、週に一度でも続けて眠れる夜を確保するほうが、介護は長く続けられます。ご家族で夜番を交代する、日中に横になる時間を決めておく、といった形でも構いません。


だれも教えてくれない、「代われる準備」のこと

ここでひとつ、あまり語られないけれど知っておくと助かることをお伝えします。


それは、介護の内容を「紙一枚」にまとめておくということです。


長く介護をしていると、食事の量も、薬の飲ませ方も、好きな体勢も、すべてが介護している方の頭の中だけにあります。すると、体調を崩したときに誰にも代わってもらえません。「私が倒れたらこの子はどうなるのか」という不安が、体力以上に心を削っていきます。


紙に書いておくとよいのは、次のような項目です。


  • 食事の時間・量・与え方(手から、器から、立たせてなど)

  • お薬の種類と時間(獣医師から指示されている内容そのまま)

  • 排泄の間隔と、いつものサイン

  • 立たせるときのコツ、触られるのが苦手な場所

  • かかりつけの動物病院の名前・連絡先・診察券の置き場所

  • 嫌がること、落ち着くこと


これを冷蔵庫やリビングの見える場所に貼っておく。それだけで、ご家族や、外部のケアを頼んだときに、引き継ぎがぐっと楽になります。


そしてもうひとつ。この紙は、通院のときにもそのまま役立ちます。診察室では緊張して伝え忘れが起きやすいものですが、書いたものがあれば、獣医師に普段の様子を正確に伝えられます。


家族だけで抱えないという選択肢

介護は、頑張った人ほど「人に頼るのは甘えではないか」と感じてしまいます。けれど、介護する方が体を壊してしまうと、愛犬の生活もそこで止まってしまいます。共倒れを防ぐことは、愛犬のためでもあります。


私たち合同会社しっぽは、北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)で、ご自宅にうかがう訪問型のケアを行っています。施設にお預けする方法もありますが、訪問型であれば、住み慣れた家から動かさずにケアを受けられるのが特徴です。移動の負担が、犬にも人にもかかりません。


とくに、坂や階段のあるお住まいで通院が大きな負担になっている場合や、夜の介護で眠れていない場合には、次のようなサービスをご検討いただけます。


サービス

内容

料金(1時間あたり)

高齢犬・シニア犬 訪問介護・介助

食事・排泄・歩行などの介助をご自宅で

5,500円〜12,000円

療養犬・ターミナルケア 訪問介護

病気やケガ、手術後などの療養生活を支える

6,500円〜15,000円

レスパイトケア

介護する方が休むための時間をつくる

6,000円〜15,000円

病院帯同サービス

通院に付き添い、普段の様子を獣医師に伝える

1回 10,000円〜15,000円

グリーフケア

ご家族の気持ちのご相談(オンライン可)

3,500円〜


料金は犬のサイズやケアの内容によって幅があります。すべてのサービスで、まず無料カウンセリングを行っています。 何を頼めばいいか分からない段階でも構いません。


なかでもレスパイトケアは、介護する方が休むためだけの時間をつくるサービスです。北九州市では扱う事業者が少なく、しっぽが力を入れている分野でもあります。「自分が休むためにお金を使うなんて」とためらう方もいらっしゃいますが、休息は介護を続けるための土台です。


24時間対応・要予約で承っています。原則として当日のお申し込みはお受けできませんが、緊急性が高いと判断した場合は、可能な限り対応いたします。詳しくはお問い合わせください。


よくあるご質問

中型犬を一人で介護しています。もう限界かもしれません。

体格の大きい犬を一人で支え続けるのは、体への負担が大きくなりやすい状況です。介助用のハーネスや滑らせる移動など、力に頼らない方法を試しつつ、外部の手を組み合わせることもご検討ください。無料カウンセリングで、いまの動線や住まいの状況からお話をうかがえます。


夜間の介護がつらいのですが、夜も来てもらえますか。

24時間対応・要予約で承っております。夜間の見守りや介助についても、ご家庭の状況をうかがったうえで組み立てます。ご予約が必要ですので、早めにご相談いただけると調整しやすくなります。


高齢の家族が一人で留守番と介護をしています。オンラインで相談できますか。

グリーフケア(ペットロスサポート)はオンラインでも承っております。介護中のお気持ちのご相談も含め、まずは無料カウンセリングでお話をおうかがいします。訪問が必要かどうかも、そのうえで一緒に考えていければと思います。


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でも、こんな段階でのご相談も承っています。


  • 夜中に何度も起きてしまい、自分の睡眠が足りていない

  • 通院の付き添いが、体力的につらくなってきた

  • このまま自宅で看てあげられるのか、自信がない

  • 何を相談すればいいのかも、まだ分からない


合同会社しっぽは、北九州市内でシニア犬・老犬・療養中のわんちゃんの訪問ケアを行っています。


ご自宅にうかがうかたちなので、住み慣れた場所のまま、移動の負担をかけずにお世話ができます。


いきなりご契約ではありません

ご依頼の前に、まず無料のカウンセリングを行います。


いまの様子とご家族のご希望をうかがったうえで、その子に合ったケアをご提案します。


「話を聞いてみるだけ」で構いません。


ご相談いただけること

内容

訪問介護・介助

食事・排泄・歩行などの介助を、ご自宅で

訪問ホスピス・ターミナルケア

療養中・看取り期の穏やかな時間を支えます

レスパイトケア

介護するご家族が休むための時間をつくります

病院帯同

通院に付き添い、普段の様子を獣医師にお伝えします

エンゼルケア/グリーフケア

お別れのあとのお世話と、ご家族のお気持ちのご相談


ご相談・ご予約

📞 093-982-0919(ご予約受付 8:00〜21:00)


💬 [LINEで相談する](https://line.me/R/ti/p/%40055sflba)


※「夜鳴きがひどくて…」の一言からで大丈夫です


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※外出が多いため、メールでのお問い合わせをおすすめしております


  • 対応エリア:北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)

  • 24時間対応・要予約 ※原則として当日のお申し込みは承っておりませんが、緊急性が高いと判断した場合は可能な限り対応しております

  • 動物取扱業登録済(第16014号)/愛玩動物救命士・愛玩動物看護師・愛玩動物介護士が対応します


ひとりじゃないよ。頑張らなくていいよ。


まずは、しっぽに声を届けてください。

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