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老犬の安楽死で迷ったとき|後悔を減らすために考えておきたいこと

9 時間前
読了時間: 10分

年老いた愛犬のそばで、その言葉を検索してしまったこと。それ自体を、どうか責めないでください。


安楽死という選択肢を目の前にして、迷わない人はほとんどいません。迷うのは、最後まで考え抜きたいという気持ちがあるからです。


この記事では、答えを出すことではなく、迷いを整理するための手立てをお伝えします。


この記事でわかること

  • 「迷い」をひとつずつ分けて考える方法

  • 判断は誰と誰の間で行われるものなのか

  • かかりつけの獣医師に聞いておくとよいことの整理のしかた

  • 「決断」の前に「決め方」を家族で決めておくという考え方

  • 選ばなかった場合に、ご自宅でできる支え方


「迷っている」こと自体が、愛情のかたちです

安楽死について調べている自分を、冷たい人間だと感じてしまう方がいます。反対に、決めきれない自分を弱いと責めてしまう方もいます。


けれど、迷いは「この子にとって何が一番いいのか」を考え続けている証でもあります。答えが簡単に出ないのは、それだけ長く一緒にいたからです。


そして大切なのは、どちらを選んでも責められるものではないということです。選んだ方も、選ばなかった方も、その時にできる精一杯だったのだと思います。


私たちしっぽは獣医師ではありません。安楽死の是非や時期を判断する立場にはありません。この記事でできるのは、迷っているご家族の気持ちを整理するお手伝いだけです。


迷いの正体を、ひとつずつ分けて考える

「迷っている」とひとことで言っても、その中にはいくつもの違う気持ちが混ざっています。混ざったままだと考えがまとまらず、夜中に同じところを何度もぐるぐるしてしまいます。


まずは紙に書き出して、種類ごとに分けることをおすすめしています。書き出すだけで、悩みの半分は「答えの出ない問い」ではなく「情報が足りていない問い」だと気づくことがあります。


痛みや苦しさへの迷い

「この子は今、苦しいのだろうか」という迷いです。これは気持ちの問題ではなく、医学的な情報が足りていない問いである場合があります。


痛みの感じ方や表れ方は、犬によっても病気によっても違います。今の体の状態については、かかりつけの獣医師にご相談ください。


家族の中で意見が分かれる迷い

ご家族の中で考えが違うことは、めずらしくありません。長く介護を担ってきた方と、そうでない方とで、見えているものが違うこともあります。


どちらが正しいかを争うと、あとに残るのは対立の記憶になってしまいます。「意見をそろえる」のではなく「決め方を共有する」という考え方が助けになることがあります(後述します)。


介護の限界からくる迷い

眠れない、仕事に行けない、自分の体が持たない。そうした限界から安楽死を考えてしまい、自分を責める方もいます。


けれど、これは「愛情が足りない」という話ではなく、支える人が足りていないという話であることが多いのです。ここは、外からの手で変えられる部分でもあります。


「自分が決めてしまう」ことへの迷い

命の終わりを人が決めるということへの、根本的なためらいです。これは正解のない問いで、消える種類の迷いではありません。


だからこそ、ひとりで抱えず、言葉にして誰かに聞いてもらう時間が必要になることがあります。


迷いの種類

整理のための問い

痛みや苦しさ

今の体で何が起きているか、獣医師にどう聞くか

家族の意見の相違

何を根拠に決めるか、決め方を共有できているか

介護の限界

減らせる負担、代われる手はないか

決めることへの迷い

この気持ちを話せる相手がいるか


判断は、ご家族とかかりつけの獣医師の間にあります

インターネットには「こういう状態なら考える時期」という記述が並んでいます。ですが、その線引きを外から示すことはできません。同じ病名でも、その子の性格や体力、ご家族の暮らしによって、見え方はまったく違います。


この判断は、ご家族と、その子を診てきたかかりつけの獣医師の間で行われるものです。私たちのような介護の事業者が代わりに示すものではありません。


そのうえで、獣医師との面談を「相談しやすいもの」にするための準備はできます。多くの方が、診察室で「どうしたらいいでしょうか」と聞いて、そのまま黙ってしまいます。


聞き方を少し変えるだけで、持ち帰れる情報の量が変わることがあります。


聞きづらい聞き方

言い換えの例

どうしたらいいですか

今、この子の体では何が起きていますか

もう長くないですか

これから起こりうる変化には何がありますか

苦しいですか

痛みを和らげる方法には何がありますか

安楽死すべきですか

選択肢としてはどんな道がありますか


質問は事前に紙に書いて持っていくと、動揺してしまっても聞き漏らしが減ります。メモを取る役と、犬を抱く役を分けるだけでも、話が頭に入りやすくなります。


だれも教えてくれない「決め方を先に決めておく」

これは、あまりどこにも書かれていない考え方です。


多くのご家族は「決断そのもの」を話し合おうとします。けれど、感情の高まっている場面で結論を出そうとすると、話し合いは対立になりやすくなります。


そこで、結論の前に「決め方」を先に決めておくという方法があります。


  • 何を一番大切にするか(例:痛みを避けたい/自然に任せたい/家族全員が納得したい)

  • 誰の意見を最終的に尊重するか

  • 獣医師のどんな説明を判断のよりどころにするか

  • どこで最後を迎えたいか(自宅か、病院か)

  • 迷ったときは、どちらに寄せるか


これを穏やかな日に一度話しておくと、いざその時が来たときの負担が変わってきます。「あの時こう決めたね」と立ち戻れる場所があるからです。


もうひとつ、知っておくと助かることがあります。安楽死を選ぶ場合も選ばない場合も、当日から先の流れを事前に聞いておくと、迷いの一部が減ることがあります。


どちらの道でも、体調が急に変わってから調べ始めるのは、心にも時間にも余裕がない状態です。あらかじめ知っておくことは、選ぶこととイコールではありません。知ることは、決めることではありません。


「選ばない」という道にも、支え方があります

安楽死を選ばないという道を進む場合、そこには「自宅で最後まで過ごす」という時間があります。


このとき飼い主さんが直面するのは、介護そのものよりも「たった一人で見ていることの重さ」です。夜中の呼吸、寝返り、鳴き声。それを毎晩ひとりで受け止め続けると、体より先に心が削れていきます。


北九州市は坂道の多い地域で、小倉北区や八幡東区のように傾斜地に住宅が並ぶ場所も少なくありません。足腰の弱った子を抱えての移動そのものが、ご家族にも犬にも大きな負担になることがあります。


だからこそ、療養期の子には「連れて行かない」という選択が助けになる場面があります。ケアの方法には、施設にお預けする方法と、ご自宅に来てもらう方法があります。


しっぽは訪問型です。ご自宅にうかがい、住み慣れた場所のまま、移動の負担をかけずにケアを受けていただけます。


後悔を減らすために、今日からできること

「後悔しない選択」というものは、おそらく存在しません。どちらを選んでも、あとから何かを思い返します。


それでも、後悔の重さを少し軽くする準備はできます。


  • その日の様子を短くメモする(食べた量、眠れた時間、表情)

  • 「今日はこう決めた」という自分の考えも一緒に書き残す

  • 写真や動画を、元気なうちから撮っておく

  • 家族の誰かに、自分の迷いをそのまま話しておく

  • ひとりで夜を越えない工夫をする


記録は、獣医師に状態を伝えるためだけのものではありません。あとになって「あの時ちゃんと見ていた」と自分を支えてくれる材料になります。


そして、迷いを言葉にする場は、決めた後にも必要になります。決めた後のほうが苦しくなる方も、少なくありません。


しっぽがお手伝いできること

私たちにできるのは、判断そのものではなく、その周辺を支えることです。具体的には、次の二つになります。


ひとつは、ご自宅での療養・看取りの時間を支える訪問介護です。 食事や排泄、体位を変えることなどの介助を、ご自宅でお手伝いします。介護するご家族が眠るための時間をつくる「レスパイトケア」は、北九州市では扱う事業者が少なく、しっぽが特に力を入れているサービスです。


もうひとつは、気持ちを話す場としてのグリーフケアです。 お別れの後だけでなく、迷っている最中のご相談にも使っていただけます。オンラインでも承っています。


すべてのサービスで、まず無料カウンセリングを行います。話してみて、今は必要ないという結論でも構いません。


サービス

内容

料金

療養犬・ターミナルケア 訪問介護

療養期の生活をご自宅で支える

1時間 6,500円〜15,000円

高齢犬・シニア犬 訪問介護・介助

食事・排泄・歩行などの介助

1時間 5,500円〜12,000円

レスパイトケア

介護するご家族が休む時間をつくる

1時間 6,000円〜15,000円

病院帯同サービス

通院に付き添い、普段の様子を獣医師に伝える

1回 10,000円〜15,000円

グリーフケア(オンライン可)

ご家族の気持ちのご相談

1時間 3,500円〜

エンゼルケア(お花代含む)

お別れのあとのお世話

25,000円〜50,000円


料金は犬のサイズやご状況によって幅があります。詳しくはお問い合わせください。


対応エリアは北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)です。24時間対応・要予約で承っています。


ひとりじゃないよ。頑張らなくていいよ。迷っている時間も、しっぽに声を届けてください。


よくあるご質問

まだ何も決められていない段階でも相談できますか

はい、迷っている段階のご相談で構いません。無料カウンセリングでお話をうかがい、今できることを一緒に整理します。何かを決めていただく必要はありません。


安楽死について、どうすればいいか教えてもらえますか

その判断は、ご家族とかかりつけの獣医師の間で行われるものです。私たちは獣医師ではなく、是非や時期をお伝えする立場にありません。気持ちの整理や、獣医師に何を聞くかの整え方はお手伝いできます。


急に状態が変わったときも来てもらえますか

24時間対応・要予約で、原則として当日のお申し込みは承っておりません。ただし緊急性が高いと判断した場合は、可能な限り対応いたします。まずはご連絡ください。


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合同会社しっぽは、北九州市内でシニア犬・老犬・療養中のわんちゃんの訪問ケアを行っています。


ご自宅にうかがうかたちなので、住み慣れた場所のまま、移動の負担をかけずにお世話ができます。


いきなりご契約ではありません

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いまの様子とご家族のご希望をうかがったうえで、その子に合ったケアをご提案します。


「話を聞いてみるだけ」で構いません。


ご相談いただけること

内容

訪問介護・介助

食事・排泄・歩行などの介助を、ご自宅で

訪問ホスピス・ターミナルケア

療養中・看取り期の穏やかな時間を支えます

レスパイトケア

介護するご家族が休むための時間をつくります

病院帯同

通院に付き添い、普段の様子を獣医師にお伝えします

エンゼルケア/グリーフケア

お別れのあとのお世話と、ご家族のお気持ちのご相談


ご相談・ご予約

📞 093-982-0919(ご予約受付 8:00〜21:00)


💬 [LINEで相談する](https://line.me/R/ti/p/%40055sflba)


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  • 対応エリア:北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)

  • 24時間対応・要予約 ※原則として当日のお申し込みは承っておりませんが、緊急性が高いと判断した場合は可能な限り対応しております

  • 動物取扱業登録済(第16014号)/愛玩動物救命士・愛玩動物看護師・愛玩動物介護士が対応します


ひとりじゃないよ。頑張らなくていいよ。


まずは、しっぽに声を届けてください。

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