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北九州市で高齢のご家族が老犬を介護しているとき|共倒れを防ぐ支え方

7 時間前
読了時間: 11分

年老いた犬と、年を重ねたご家族。ふたりぶんの「高齢」が同じ家の中にあるとき、介護はひとりで抱えきれない重さになります。


抱き上げられない。夜、眠れない。病院まで連れて行けない。


そんな声は、坂の多いこの北九州の街ではなおさら現実的な悩みです。


この記事では、高齢のご家族が老犬を介護しているご家庭で起きやすいことと、今日から試せる手立て、そして離れて暮らすご家族ができることを整理します。


この記事でわかること

  • 高齢のご家族が老犬を介護するとき、負担がどこにかかりやすいのか

  • 北九州市の住まいや坂道が介護に与える影響と、その和らげ方

  • 抱き上げる回数を減らす、家の中の具体的な工夫

  • どこにも書かれていないけれど、備えておくと助かる3つのこと

  • 離れて暮らすご家族が、遠くからでもできる支え方


高齢のご家族が老犬を介護するとき、負担はどこにかかるのか

「まだ元気だから大丈夫」と言っていたご家族が、ある時期から急に疲れて見えることがあります。介護の負担は、体・時間・判断という3つの方向から重なってくるためです。


体への負担によるもの

犬が自分で立てなくなると、介護は「持ち上げる作業」に変わります。中型犬でも10kg以上、大型犬なら20kgを超えます。


  • 床から立たせる、支えて歩かせる

  • 玄関の段差、庭までの階段を越える

  • 車に乗せる、動物病院で抱えて待つ

  • 体を拭く、おむつを替えるためにしゃがむ


腰やひざを痛めた瞬間に、介護そのものが止まってしまうのが、高齢の飼い主さんにとって最も大きなリスクです。


生活リズムの乱れによるもの

シニア期の犬には、夜間に落ち着かなくなったり、決まった時間に鳴いたりする変化が見られることがあります。認知機能の変化や体の痛み、不安などが関わっていると考えられています。


夜中に何度も起きる生活が続くと、飼い主さんの睡眠が細かく分断されます。睡眠不足は、判断力と気力を静かに削っていきます。


原因の見きわめには診察が必要ですので、夜の様子が変わってきたと感じたら、かかりつけの獣医師にご相談ください。


判断と情報の負担によるもの

薬の管理、食事の変更、療法食の切り替え、通院の予約。ひとつひとつは小さくても、決めることが毎日続きます。


同居のご家族がいない場合、相談相手がいないまま決断が積み重なります。「これで合っているのか分からない」という不安が、介護でいちばん消耗する部分だと感じる方も少なくありません。


北九州市の住まいと坂道が、介護を少し難しくすること

私たちは北九州市内全域をまわっていますので、この街ならではの事情も日々感じています。


門司区や戸畑区、八幡東区の高台には、細い路地と階段でつながった住宅地が多くあります。小倉北区や八幡西区の集合住宅では、エレベーターのない建物も残っています。


  • 家の前まで車を寄せられず、坂や階段を犬を抱えて上り下りする

  • 動物病院までバスやモノレールを乗り継ぐ必要がある

  • 高齢のご家族が運転をやめた(免許を返納した)ため、通院の手段がなくなる

  • 玄関に上がり框(あがりかまち)や段差があり、外に出るまでが一苦労


「病院に連れて行けないから様子を見ている」という状態は、この地形の街では起こりやすいことです。ご家族の怠慢ではありません。移動という一点だけが外から支えられれば、解決に近づく場面があります。


今日からできる、体の負担を減らす工夫

抱き上げる回数そのものを減らすのが、いちばん確実な方向です。特別な道具がなくても始められることがあります。


場面

起きやすいこと

試せる工夫

立ち上がり

床で滑って立てず、飼い主が持ち上げる

フローリングに滑りにくいマットを敷き、寝床の周りだけでも「滑らない道」をつくる

移動

部屋の端から端まで抱えて運ぶ

寝床・水・トイレを1〜2mの範囲に集める

排泄

庭やベランダまで連れ出す

室内にトイレの場所を移し、屋外は天気のよい日だけにする

食事

首を下げられず食べにくい

食器を台に載せ、口の高さに近づける

段差

玄関の上り下りで負担が集中

板や低いスロープで段差を1回にまとめる


段差を越えるときは、体の下に大きめのバスタオルを通し、お腹の下を支える形で持ち上げると、腕だけで抱えるより腰への負担が分散します。犬の体格や病気の状態によって向き不向きがありますので、無理のない範囲で試してください。


痛みが疑われる動きや、急に立てなくなった場合は、工夫の前に受診をご検討ください。


だれも教えてくれない、備えておくと助かる3つのこと

介護の本にはあまり載っていませんが、高齢のご家族が介護をしているご家庭では、これがあると後の負担が大きく変わります。


1. 1日3行の記録

ノートに、日付と3行だけ書きます。「食べた量」「排泄の回数」「気になったこと」。


これだけで、診察のときに獣医師へ伝えられる情報が一気に増えます。「なんとなく元気がない」より「3日前から食事を半分残す」のほうが、診察の手がかりになります。


記録は、離れて暮らすご家族と状況を共有する材料にもなります。電話で「変わりない」と言われるより、3行のほうが実際が伝わります。


2. 飼い主さん自身のことを、獣医師に伝えておく

見落とされがちですが、これはとても大切な準備です。


  • 「一人暮らしで、車がありません」

  • 「腰を痛めていて、抱き上げるのが難しいです」

  • 「夜中の投薬は起きられないことがあります」


飼い主さんの生活条件を先に伝えておくと、実行できる範囲での提案を一緒に考えてもらいやすくなります。 処方された内容が続けられずに黙ってしまうより、最初に言っておくほうが結果的に犬のためになります。


3. 「もしも」の一枚メモ

介護している方が体調を崩す可能性も、現実として考えておきたいところです。冷蔵庫や電話のそばに、この内容を1枚貼っておきます。


書いておくこと

犬の名前・年齢・体重

〇〇/14歳/8kg

かかりつけ動物病院

病院名・電話番号

飲んでいる薬

薬の名前・朝夕の回数

食事

フードの種類・1回の量・時間

連絡してほしい人

ご家族の名前・電話番号


急な入院や不在のとき、この一枚があるだけで、代わりに世話をする人が動けます。「自分がいなくなったらこの子はどうなるのか」という不安は、紙一枚でいくらか軽くなることがあります。


離れて暮らすご家族ができる支え方

遠方に住んでいて、「帰るたびに親が疲れて見える」と気になっている方もいらっしゃるでしょう。距離があっても、できることはあります。


遠くからできること

具体的に

物の負担を減らす

重いフードや紙おむつ、ペットシーツを定期的に届く形で手配する

家の中を整える

帰省したときに、滑り止めマットや段差の対策をまとめて済ませる

情報を引き受ける

病院からの説明を電話で一緒に聞く、記録の内容を共有してもらう

判断を分け合う

治療方針を「お母さんが決めて」と任せきりにせず、一緒に考える

休む時間をつくる

見守りやケアを外部に頼む段取りを、ご家族の側で整える


「頑張って」と伝えるより、「休める時間をつくる」ほうが助けになる場面が多いように感じています。介護している方は、休んでいいと言われないと休めないものです。


共倒れを防ぐ、という考え方

介護している方が倒れてしまえば、犬のケアも同時に止まります。だからこそ、飼い主さんが休むことは、犬のためのケアでもあります。


私たち合同会社しっぽは、「ひとりじゃないよ。頑張らなくていいよ。しっぽに声を届けて。」という思いで、北九州市内全域をまわっています。


老犬のケアには、施設にお預けする方法と、ご自宅に来てもらう方法があります。しっぽは訪問型です。ご自宅にうかがうため、犬が住み慣れた環境から動かずに済み、移動の負担もかかりません。坂や階段の多い地域で、外に出ること自体が負担になっているご家庭では、この点が助けになることがあります。


力を入れているのが「レスパイトケア」

レスパイトケアは、介護するご家族が休むための時間をつくるサービスです。その時間だけ私たちが代わりに側にいて、飼い主さんは眠る、買い物に出る、自分の通院に行く。そのために使っていただけます。


北九州市では扱う事業者が少ないサービスですが、共倒れを防ぐという意味で、私たちが特に大切にしている部分です。


通院の壁には「病院帯同サービス」

車がない、抱えて運べない、という場合には、通院に付き添う病院帯同サービスがあります。普段の様子や記録を獣医師にお伝えする役割も担います。


サービスと料金の目安

すべてのサービスで、まず無料カウンセリングを行います。ご家族の状況をうかがったうえで、内容を組み立てるオーダーメイドの形です。


サービス

内容

料金

高齢犬・シニア犬 訪問介護・介助

食事・排泄・歩行などの介助をご自宅で

1時間 5,500円〜12,000円

療養犬・ターミナルケア 訪問介護

病気やケガ、手術後などの療養生活を自宅で支える

1時間 6,500円〜15,000円

レスパイトケア

介護するご家族が休むための時間をつくる

1時間 6,000円〜15,000円

病院帯同サービス

通院に付き添い、普段の様子や記録を獣医師に伝える

1回 10,000円〜15,000円

エンゼルケア(お花代含む)

お別れのあとのお世話

25,000円〜50,000円

グリーフケア

ご家族の気持ちのご相談(オンライン可)

1時間 3,500円〜


料金は犬の体格やケアの内容によって幅があります。超小型犬(〜4kg)から超大型犬(30kg以上)までのサイズ区分に応じて変わりますので、詳しくはお問い合わせください。


対応は24時間、要予約です。原則として当日のお申し込みはお受けしていませんが、緊急性が高いと判断した場合は、可能な限り対応いたします。


動物取扱業登録済(第16014号・保管)で、担当は愛玩動物救命士・愛玩動物看護師・愛玩動物介護士のいずれかがうかがいます。


よくあるご質問

遠方に住む家族が申し込んで、実家に来てもらうことはできますか

はい、ご家族からのご相談も承っています。無料カウンセリングの段階で、介護されているご本人と離れて暮らすご家族、両方のご意向をうかがえると、内容を組み立てやすくなります。オンラインでのご相談も可能です。


高齢の親が「他人を家に入れたくない」と言っています

そう感じられるのは自然なことだと思います。まずは無料カウンセリングでお話をうかがい、どこまで、どのように関わるかをご本人と一緒に決めていく形をとっています。無理に進めることはいたしません。


介護のことより、自分の気持ちがつらいときも相談できますか

グリーフケア(ペットロスサポート)として、ご家族のお気持ちのご相談を承っています。お別れの後だけでなく、介護の途中で気持ちが追いつかないときにもお使いいただけます。オンラインにも対応していますので、遠方のご家族もご利用いただけます。


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ひとりで抱えなくて大丈夫です

「まだ相談するほどのことじゃないかもしれない」


「こんなことで連絡していいのかな」


そう思って、連絡をためらう方は少なくありません。


でも、こんな段階でのご相談も承っています。


  • 夜中に何度も起きてしまい、自分の睡眠が足りていない

  • 通院の付き添いが、体力的につらくなってきた

  • このまま自宅で看てあげられるのか、自信がない

  • 何を相談すればいいのかも、まだ分からない


合同会社しっぽは、北九州市内でシニア犬・老犬・療養中のわんちゃんの訪問ケアを行っています。


ご自宅にうかがうかたちなので、住み慣れた場所のまま、移動の負担をかけずにお世話ができます。


いきなりご契約ではありません

ご依頼の前に、まず無料のカウンセリングを行います。


いまの様子とご家族のご希望をうかがったうえで、その子に合ったケアをご提案します。


「話を聞いてみるだけ」で構いません。


ご相談いただけること

内容

訪問介護・介助

食事・排泄・歩行などの介助を、ご自宅で

訪問ホスピス・ターミナルケア

療養中・看取り期の穏やかな時間を支えます

レスパイトケア

介護するご家族が休むための時間をつくります

病院帯同

通院に付き添い、普段の様子を獣医師にお伝えします

エンゼルケア/グリーフケア

お別れのあとのお世話と、ご家族のお気持ちのご相談


ご相談・ご予約

📞 093-982-0919(ご予約受付 8:00〜21:00)


💬 [LINEで相談する](https://line.me/R/ti/p/%40055sflba)


※「夜鳴きがひどくて…」の一言からで大丈夫です


✉️ [お問い合わせフォームはこちら](https://www.shippo21.com/)


※外出が多いため、メールでのお問い合わせをおすすめしております


  • 対応エリア:北九州市内全域(門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区)

  • 24時間対応・要予約 ※原則として当日のお申し込みは承っておりませんが、緊急性が高いと判断した場合は可能な限り対応しております

  • 動物取扱業登録済(第16014号)/愛玩動物救命士・愛玩動物看護師・愛玩動物介護士が対応します


ひとりじゃないよ。頑張らなくていいよ。


まずは、しっぽに声を届けてください。

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